「がんじゅう沖縄」過去の配信記録

◆がんじゅう沖縄 Vol.151◆ 2020年1月10日発行

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 ◆がんじゅう沖縄 Vol.151 [2020/1/10]◆
 ★沖縄産業保健総合支援センター発行★
 ホームページ https://www.okinawas.johas.go.jp/
 メールアドレス sanpo47@okinawas.johas.go.jp
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=======今月のメルマガ掲載情報ピックアップ========
【1】産業保健関係情報
【2】産業保健スタッフ研修の日程
【3】相談・質問について
【4】保健師コラム
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 1 産業保健関係情報
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☆★・・・・・・・・・・「厚生労働省」情報・・・・・・・・・・☆★

●12月16日に第1回「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」が開催されました。
第1回目なので精神障害の労災認定の現状を分かりやすく取りまとめた資料集的なものとなっています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08426.html

●パワハラ防止策を企業に義務づけ 指針案まとまる 厚労省審議会(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191120/k10012184641000.html

●依存症の理解を深めるための普及啓発リーフレット
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/izon_26.pdf

●【令和元年度版過労死等防止対策白書】(10月1日)
〜長時間労働の実態があると指摘されている重点業種・職種(建設業、メディア業界)の過労死等の要因などについて分析〜
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_07039.html

●【平成30年「労働安全衛生調査(実態調査)」の概要】8月21日
〜メンタルヘルス、受動喫煙、治療と仕事の両立支援等〜
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/h30-46-50_gaikyo.pdf

●【平成30年版厚生労働白書】(7月9日)
平成30年版厚生労働白書は2部構成となっており、例年異なるテーマでまとめている第1部では「障害や病気などと向き合い、全ての人が活躍できる社会に」と題し、誰もが地域で役割を発揮し居場所を持ち、「包摂(ほうせつ)」される社会を実現するための視点を提示しています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05530.html

●【平成30年度石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況(速報値)】
厚生労働省は、6月28日、平成30年度の「石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況」の速報値を取りまとめました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212928_00001.html

●【なくそう!望まない受動喫煙】
2018年7月に健康増進法の一部を改正する法律が成立し、今年7月1日より一部施行され、2020年4月1日より全面施行されます。本法律により、事業者の皆様だけではなく国民の皆様におかれても、望まない受動喫煙を防止するための取り組みは、マナーからルールへと変わります。
https://jyudokitsuen.mhlw.go.jp/


☆★・・・・・・・・・・「沖縄労働局」情報・・・・・・・・・・・☆★

●【令和元年度沖縄県最低賃金】(10月3日)
〜現行の最低賃金の時間額762円を28円引き上げ(引上率3.7%)、790円に改正〜
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/content/contents/R1.9.3_kijyun_saitei_chingin_press_release.pdf

●【平成30年の沖縄労働局管内における監督指導等の実施状況】
〜労働基準関係法令違反率77.4% 全国平均よりも9.2ポイント高く〜
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/content/contents/000506534.pdf

●【平成30年 職場における定期健康診断実施結果】
〜8年連続 全国ワースト(有所?率66.7%)〜
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/content/contents/000488947.pdf

●【平成30年度「過労死等の労災補償状況(全国・沖縄)」公表】
〜業務に起因する精神障害や脳・心臓疾患の発生防止対策を!〜
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/_121316.html

●【ひやみかち健康経営宣言をされた事業場】
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/anzen_eisei/eiseikankei/_120160.html

●【平成31年 労働災害発生状況】 令和元年11月末
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/jirei_toukei/saigaitoukei_jirei/toukei.html

●【平成30年度「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果】
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/content/contents/000441547.pdf

●【沖縄県内のストレスチェック実施状況(平成 29 年末時点)】
〜県内のストレスチェック実施率は 68.9%〜
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/content/contents/H30.11.30_kijyun_press_release_kenkouanzenka.pdf


☆★・・・・・「沖縄産業保健総合支援センター」情報・・・・・☆★

●【治療と仕事の両立支援セミナーのご案内】
〜誰もが生き生きと働ける社会へ〜
\★先着100名様 参加費 無料!★/
▼第1部
「まーちゃんトークライブ!!」‘がんで変わった第二の芸人人生’
▼第2部
パネルディスカッション ‘私たちの「治療と仕事の両立支援」’
・日時:2020年1月29日(水)14:00?16:00(13:30受付)
・場所:沖縄産業保健総合支援センター1階大ホール
https://www.okinawas.johas.go.jp/

●【産業保健スタッフ研修臨時開催のお知らせ】
〜職場で・家庭で・できる!ココロとカラダのための食と栄養〜
▼内容
大切な社員・スタッフ一人一人の心身の健康を育むことで、個人の未来を
築き、会社の未来を築きます。職場でも家庭でも取り入れることのできる、
「ココ ロとカラダのための食と栄養」をお届けいたします 。
日 時:2020年2月26日(水)14:00-15:30
講 師:上原成未(管理栄養士)
対象者:安全衛生・人事労務担当者,衛生管理者,事業主,一般労働者等
https://www.okinawas.johas.go.jp/seminar3/index.cgi?mode=list&pline=9


●【治療と仕事の両立支援相談コーナーのご案内】
〜病気の治療を受けながら仕事を続けるための相談〜
仕事をあきらめる前に、ご相談ください。労働者はもちろん、職場で両立支援を取り組みたい企業の方の相談もお待ちしています。

1月16日(木)午後1時〜午後4時
2月20日(木)午後1時〜午後4時

場所:沖縄産業保健総合支援センター
(那覇市小禄1831-1 沖縄産業支援センター2階)
ご予約:℡098−859−6175

●【治療と仕事の両立支援に関する医療機関の出張相談診窓口のご案内】
病気になっても安心して働けるように仕事に関する様々な問題について、雇用問題や社会保険・年金の専門家に相談してみませんか。

定期開催の窓口
1 琉球大学医学部附属病院
 ・場 所:琉球大学医学部附属病院内
 ・日 時:毎月第1・3金曜日(月2回)午後1時〜午後4時(事前予約制)
 ・予 約:がん相談支援センター 電話098-895-1507
    月〜金(祝日除く)午前9時〜午後4時半
2 那覇市立病院
 ・場 所:1階 がん相談支援センター
 ・日 時:毎月第3水曜日(月1回)午後1時〜午後4時(事前予約制)
 ・予 約:電話098-884-5111(内線283)月〜金(祝日除く)午前9時〜午後4時半

随時開催の窓口
3 沖縄県立中部病院・がん相談支援センター>098-973-4111
4 北部地区医師会病院・連携課>0980-54-1111
5 沖縄県立宮古病院・がん相談支援センター>0980-72-3151
6 沖縄県立八重山病院・がん相談支援センター>0980-87-5557
7 おもろまちメディカルセンター・地域連携室>098-867-2116
8 中頭病院・地域医療連携室>098-939-1300 
9 沖縄協同病院・地域連携室>098-853-1201
10 沖縄赤十字病院・地域連携室>098-853-3134
※「治療と仕事の両立支援」の取り組みをお手伝い(相談支援)します。
詳しい内容については、当センターのホームページをご覧ください。

●【じん肺について】
〜よくわかるじん肺検診診断、じん肺患者の発症率等〜
https://www.research.johas.go.jp/jinpai2015/thema01.html

●労災疾病等医学研究普及サイト
https://www.research.johas.go.jp/


☆★・・・・・・・・「産業保健総合事業関係」情報・・・・・・・・☆★

●台風19号等被災者のための専用電話相談窓口の設置等について
 令和元年10月に発生した台風19号等で被災した地域の産業保健活動を支援するため、被災された事業者、労働者、その家族等からのメンタルヘルスに関する相談及び健康に関する相談に対応する専用電話相談窓口(フリーダイヤル)を開設することといたしました。
1.メンタルヘルスに関する相談に対応するフリーダイヤルの概要
(1)電話相談窓口の名称「台風19号等被災者のための心の相談ダイヤル」
(2)開設日及び時間帯 平日:10時から17時まで(土日祝日を除く)
(3)設置日 令和元年11月1日(金)
(4)電話番号 全国統一フリーダイヤル:0120−012−684
2.健康に関する相談に対応するフリーダイヤルの概要
(1)電話相談窓口の名称「台風19号等被災者のための健康相談ダイヤル」
(2)開設日及び時間帯 月・水・金曜日:13時から17時まで(祝日を除く)
(3)設置日 令和元年11月1日(金)
(4)電話番号 全国統一フリーダイヤル:0120−361−437

●【事業案内の動画について】
  産業保健総合支援センターが行う各種事業の取組について「のんさん」が
 紹介する動画を作成しました。
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/johoteikyo/tabid/1367/Default.aspx

●【産業保健21』【最新号】第98号 (2019年9月)】
情報誌『産業保健21』は、産業医をはじめ、保健師・看護師、労務担当者等の労働者の健康確保に携わっている皆様方に、産業保健情報を提供することを目的としていいます。
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/johoteikyo/tabid/128/Default.aspxht

●【両立支援広報冊子「サラリーマン金太郎」】
  もしも「サラリーマン金太郎」が中小企業の社長だったら・・・
 病気になっても働き続けられる。そんな社会を当たり前にする!
 https://www.ryoritsushien.johas.go.jp/ryoritsushien_kintaro/
 
●【令和元年度版産業保健関係助成金】
 「ストレスチェック助成金」、「職場環境改善計画助成金」(事業場、建設現場)、「心の健康づくり計画助成金」、「小規模事業場産業医活動助成金」、「治療と仕事の両立支援助成金」職場における労働者の健康管理等のために、ぜひご活用ください。
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1389/Default.aspx


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 産業保健スタッフ研修の日程
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2020年度後期(1月9日)以降開催の研修会の日程になります。
申込は当センターのホームページ入力フォームよりにてお申込みください。
https://www.okinawas.johas.go.jp/kensyunavi/

■・・・・・・・・・・産業医向け研修(生涯研修)・・・・・・・・・・■
※本研修は、日医認定の生涯研修(基礎研修ではありません)です。
研修内容によっては、産業医以外(産業保健スタッフ等)の方も受講可能です(要電話確認)。

●日  時:1月17日(金)18:30〜20:30 
 場  所:産業支援センター304号室(3階)
 テ ー マ:産業医を対象としたメンタルヘルスの関わり方(生涯専門)
 講  師:岡野実(産業医)

●日  時:1月23日(木)18:30〜20:30 
 場  所:産業支援センター303号室(3階)
 テ ー マ:ハラスメントとメンタルヘルスの関わり方(生涯実地)
 講  師:伊志嶺隆(産業医)

●日  時:2月6日(木)18:30〜20:30 
 場  所:産業支援センター304号室(3階)
 テ ー マ:働き方改革における関連法(生涯更新)
 講  師:前里久志(社労士)

●日  時:2月21日(金)18:30〜20:30 
 場  所:産業支援センター304号室(3階)
 テ ー マ:産業医を対象としたメンタルヘルスの関わり方(生涯専門)
 講  師:岡野寛(産業医)


■・・・・・・・・産業保健スタッフ研修・・・・・・・・・・・・■
(人事・労務・安全衛生担当者、衛生管理者、産業看護職(保健師等)等)
※医師、保健師、看護師、事業主等の受講も可能です。(産業医認定の単位はありません)

●日  時:1月16日(木)15:00〜16:30 
 場  所:産業支援センター308号室(3階)
 テ ー マ:発達障害が働ける職場を目指す
 講  師:伊志嶺隆(産業医)

●日  時:1月24日(金)14:00〜15:30 
 場  所:産業支援センター303号室(3階)
 テ ー マ:ハラスメント防止対策
 講  師:沖縄労働局

●日  時:1月28日(火)16:00〜17:30 
 場  所:産業支援センター304号室(3階)
 テ ー マ:マインドフルネス講座
 講  師:高良康雄(健康運動指導士)

●日  時:1月30日(木)16:00〜17:30 
 場  所:産業支援センター308号室(3階)
 テ ー マ:産業医から見た治療と仕事の両立支援
 講  師:平山良克(産業医)

●日  時:2月5日(水)15:00〜16:30 
 場  所:産業支援センター304号室(3階)
 テ ー マ:事業主を対象とした産業医活用セミナー
 講  師:崎間敦(産業医)

●日  時:2月13日(木)14:00〜16:00 
 場  所:産業支援センター306号室(3階)
 テ ー マ:どう手をつける「職場環境改善」〜メンタルヘルス対策〜
 講  師:メンタルヘルス促進員

●日  時:2月18日(火)14:00〜16:00 
 場  所:産業支援センター306号室(3階)
 テ ー マ:はじめての治療と仕事の両立支援、ジョブコーチ支援
 講  師:千葉千尋(保健師)、沖縄障害者職業センター

●日  時:2月26日(水)14:00〜15:30 
 場  所:産業支援センター304号室(3階)
 テ ー マ:職場で・家庭で・できる!ココロとカラダのための食と栄養
 講  師:上原成未(管理栄養士)


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 相談・質問について
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「沖縄産業保健総合支援センター」では、産業医、産業看護職など企業における産業保健スタッフ、事業主、人事・労務管理者等の皆様方からご相談・ご質問を受け付けています。
電話・メール・FAXでも結構です。お待ちしています。
(注) メールの場合は、ホームページの「ご相談・お問合せ」用
https://www.okinawas.johas.go.jp/centerOrder/


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 【保健師コラム】
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 はいたい!産業保健専門職(保健師)の千葉です。
 
皆さん、新年あけましておめでとうございます。2020年も皆さまの笑顔を想い浮かべ、季節の話題とともに保健師コラムお届けしていきますね。
 さて、突然ですがあなたにとって「仕事」とはどんな意味をもっていますか?
「治療と仕事の両立支援」とは 病気を抱えながら働く意欲・能力のある労働者が治療を受けながら働き続けられる社会を目指す取り組みです。
 「不治の病」と言われていたがん等の様々な病気が医療の進歩により「長く付き合う病気」になり、病気と共に生きること、治療をしながら働き続けることが可能となってきました。労働者の意識も変化してきており、病気を抱える労働者の約8割が仕事への強い意欲を持っています。反面「治療と仕事の両立は困難」とする回答が6割超えにあがり、労働者と事業場への支援の必要性が早急な課題となっています(平成30年版:厚生労働白書)。
私は保健師として両立支援のサポートに関わる中で、「職場の理解が得られない」など病気の治療をしながら働くことへの不安や葛藤を抱えている労働者の声を多く聴きました。また仕事とは収入を得ることだけでなく「生きがい」と感じている人が多く、私自身も働くこと生きていくことを考える機会になりました。
事業場からは、「病気の内容や治療の予定が分からないと、どう支援したら良いか分からない」と労働者や医療機関との情報共有の方法に難しさを訴える声を多く聴きました。ある事業主は「病気によって体調を崩すことはあるが、仕事のスキルが落ちるわけではない」と両立支援に取り組んでおり、トップの意識と理解が支援を進めるうえでの第一歩となることを痛感しました。
両立支援は労働者と事業場だけで取り組むものではなく、医療機関や支援機関と連携し取り組むことが大切です。
沖縄産業保健総合支援センターは、両立支援をサポートする支援機関の一つです。支援内容は(1)事業者や労働者からの相談対応 (2)事業場への個別訪問支援 (3)事業場、労働者、医療機関との個別調整支援 (4)セミナーや研修による普及・啓発です。
1月29日(水)午後2時から沖縄産業支援センターで「治療と仕事の両立支援セミナー」
を開催します。タレントの「小波津 正光」氏によるトークライブとパネルディスカッションを予定しており、多くの方々に治療と仕事の両立について考える機会となればと思っております。
 最後に、私にとって仕事とは一言で申しますと「自分を表現すること」です。
皆さんは冒頭の質問から、どんな答えが浮かんだでしょうか?
それでは、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

(沖縄産業保健総合支援センター 産業保健専門職 千葉 千尋)


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 独立行政法人 労働者健康安全機構
 沖縄産業保健総合支援センター
 〒901-0152那覇市小禄1831-1
 沖縄産業支援センター2F(203-1)
 電話 098-859-6175 FAX 098-859-6176
 ホームページ http://www.okinawas.johas.go.jp/
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