「がんじゅう沖縄」過去の配信記録

がんじゅう沖縄 Vol.07 2008/9/10発行

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 がんじゅう沖縄 Vol.07 [2008/9/10]
 沖縄産業保健推進センター発行
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==【はじめに】===========================================
 
 窓から見える雲も夏場のモクモクとした力強い雲から、薄っすら
 とした柔らかい雲になりつつあり、秋を感じさせる今日この頃です。
  9月は、行事等が多くなり始める時期というようなイメージがあ
 りますが、特に「何々月間・週間」という行事名称を頻繁に聞くよ
 うな気がします。
  厚生労働省関係だけでも
  がん征圧月間、健康増進月間、発達障害福祉月間、障害者雇用支
 援月間、全国労働衛生週間準備月間、救急医療週間(9~15日)
 老人週間(15~21日)、結核予防週間
 などがあり、内閣府関係では
  自殺予防週間(10~16日)
 があります。その他、秋の全国交通安全運動(21~30日)、動
 物愛護週間(20~26日)も9月でしたね!
  仕事・趣味を通じて何かの月間・週間行事に参加してみてはいかが
 しょうか。
 
==【自殺予防キャンペーン 9月1日~30日】====================

  沖縄県主催による自殺予防キャンペーン期間中、県及び協賛団体に
 よるキャンペーン事業の取り組みが行われます。主なものは、
 ●自殺対策シンポジウム(県主催)
  日 時:9/20(土) 13:30 - 16:30
  場 所:沖縄産業支援センター 1階

 ●自殺対策シンポジウム(県主催)
  日 時:9/21(日) 13:30 - 16:30
  場 所:宮古島中央公民館

 ●自殺予防・メンタルヘルス対策研修会(中央労働災害防止協会主催)
  日 時:9/24(水) 13:30 - 17:00
  場 所:浦添市てだこホール(定員100名)
  問合せ先:沖縄県労働基準協会(電話098-868-2826)

 当センターにおいても、「メンタルヘルス研修」(9/10(水) 18:30 -
  20:30産業医向け)、「職場におけるメンタルヘルス不調者への取り組
 み方」(9/16(火) 14:00 -15:30 参加職種問わない)の研修を予定し
 ています。

==【センターだより】=======================================

◆産業医研修

● 日 時:9/18(木) 19:00 - 21:00
  場 所:沖縄産業保健推進センター 研修室(710) 
  テーマ:VDT作業を快適に
  講 師:産業医学担当相談員 伊志嶺 隆

● 日 時 10/9(木)18:30-20:30
  場 所 沖縄県中部地域産業保健センター(北部地区医師会内)
  テーマ 職場巡視に困っていませんか。
  講 師 産業医学担当相談員 伊志嶺 隆

◆衛生管理者・労務担当者研修(その他職種の方も参加可)

● 日 時:9/16(月) 14:00 - 15:30
  場 所:沖縄産業保健推進センター 研修室(710) 
  テーマ:職場におけるメンタルヘルス不調者への取り組み方
      4つのケアと復職プロセスについて解説します。
  講 師:産業医学担当相談員 青木 一雄
 
● 日 時:9/16(月) 15:30 - 17:00
  場 所:沖縄産業保健推進センター 研修室(710) 
  テーマ:休職制度について~その基本と運用~
      賃金・賞与・社会保険料の取り扱い、人事考課、個人情報取り扱い
      等を含む休職制度のポイントを解説します。
  講 師:社会保険労務士 高田 浩司

当センターでは、産業保健に関するご相談や各種研修会等を
行っております、ぜひ下記までお問合せください。


● 産業保健モニター募集について
 ■ 募集人数
   産業医、産業看護職・保健師、労務担当者、衛生管理者等
   各職種3名ほど

 ■ 産業保健モニターの仕事内容
   当センターが実施する各業務について、具体的なご意見やご要望等を記入して頂く。
  
 ■ 調査実施時期及び方法
   平成20年10月~12月頃にかけて調査を実施します。
   様式については、当センターより(産業保健モニター調査票)を送付いたします。

   調査票が届きましたら、ご意見、ご要望を記入の上、当センター宛まで返送して

   下さい。

 ■ 謝金
   年間5000円(1人当たり)をお支払いいたします。

==【お役立ちホームページ】=======================================

● 沖縄労働局
 トップページの「事業主の皆様へ」をクリックすると労働関係法令の様式・記入例
法令説明の他、沖縄県内の労働災害などの統計がご覧いただけます。
  http//okirodo.go.jp.

● 労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト
 過重労働による疲労がどれくらい蓄積しているかを労働者が自分でチェックできます。

家族から見たチェックリストもあります。
 http//www.mhlw.go.jp/topics/2004/06/dl/tp0630-1d.pdf

● 長時間労働者への面接指導チェックリスト(産業医学振興財団)
 実際の面接指導で広く用いられているチェックリストです。面接指導前に、労働者に

自己チェックをしてもらうこともできます。
 http//www.zsisz.or.jp/hoken/doc/m-clist.doc

● 事業場におけるメンタルサポートページ(東京大学大学院研究科)
 ストレス調査票やアクシデントチェックリストなど、現場で使えるツールが豊富です。

 http//mental.m.u-tokyo.ac.jp/jstress/


==【編集後記】=======================================
 
 平成19年度、沖縄県内の休業4日以上の労働災害による死傷者数は、
894名と過去22年間で最悪となりました。
 今年は7月末現在で446名(昨年同期416名)と、さらに昨年を
上回るペースで労働災害が発生しており、8月28日には沖縄労働局長
から事業者団体の代表者に対して、労働災害防止対策の徹底に向けた緊急
要請が行われたところです。
 労働災害とは、労働者の就業に係る建設物、設備、原材料、ガス、蒸気
粉じん等により、又は作業行動その他業務に起因して、労働者が負傷し、
疾病にかかり、又は死亡することと定義しています。
 最近は、業務による精神障害や自殺も労働災害と認定されるケースも
増えてきました。
 逆に不休災害や休業4日未満の労働災害はあまり目を向けられないよう
ですが、これも労災給付の対象となる労働災害であり、実は休業4日以上
の労働災害の3~4倍発生しているのです。
 例えば、すべった・ころんだ、ナイフ等で指を切った、軽いやけど、医
療機関などでの注射針の針刺し事故などが考えられます。
 全国労働衛生週間準備月間にあたり、小さな労働災害を見逃していない
か、また、労働災害防止の対策はできているか今一度振り返ってみてはいか
がでしょうか。
   
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