「がんじゅう沖縄」過去の配信記録
がんじゅう沖縄 Vol.09 2008/11/10発行
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がんじゅう沖縄 Vol.09 [2008/11/10]
沖縄産業保健推進センター発行
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==【はじめに】===========================================
近頃、太陽光線もめっきり弱くなった感があります。
朝は、少しひんやりとした日も多く、「かりゆしウェアー」か「ス
ーツ」かいずれを選ぶか迷う日々が続きます・
さて、先月「平成19年 労働者健康状況調査」(5年ごとに実
施、厚生労働省HPから閲覧可)がまとまり、厚生労働省から発表され
ました。
この調査のなかで、メンタルヘルス対策に取り組む企業の割合は、
33.6%となり、前回の調査(平成14年 23.5%)に比べ
10.1%増加したのに対し、仕事や職業生活に関して強い不安、悩
み、ストレスが「ある」とした労働者の割合は58.0%で、前回
(平成14年 61.5%)に比べ3.5%減少に留まっています。
企業の取り組みが進む一方で、職場のストレスの軽減は、なかなか
難しそうです。
当センターでも今年10月よりメンタルヘルス対策支援センターを
設置し、希望する企業に相談機関利用促進員が訪問しメンタルヘルス
相談機関の紹介やメンタルヘルス対策のアドバイスを行っています。
特に相談機関リストの紹介は、各企業より好評を頂いていますが、
逆にそれだけ企業が抱えるメンタル不調者が多いということも予想
され、複雑な思いがします。
メンタルヘルス対策支援センターの件につきましては、当センター
にお問い合わせ下さい。
==【平成20年度「仕事と生活の調和」を考えるシンポジウム】====
平成20年11月26日(水)午後2時~午後5時
パシフィックホテル沖縄 ワイケレの間
事例発表 ㈱沖縄富士通システムエンジニアリング
「仕事と生活の両立に向けた我が社の取り組み」
講 演 南蔵院第二十三世住職 林 覚乗
「心ゆたかに生きる」
※ 申込先 沖縄県労働基準協会 電話 098-868-2826
==【メンタルヘルス関係リーフレットのご紹介】===========
● こころの健康 気づきのヒント集
※4つのメンタルヘルスケアの内のセルフケア対策についてわかりやす
くまとめられています。
● 職場における心の健康づくり
※厚生労働省の「メンタルヘルス指針」に基づき職場におけるメンタル
ヘルス対策の実施方法がまとめられています。
● 職場における心の健康づくり事例集
※企業におけるメンタルヘルス対策事例を紹介しています。
● 職場における 自殺の予防と対応 2008年版
※職場における自殺の予防と対応が具体的にまとめられています。
● 相談機関の登録申請のご案内
※メンタルヘルス不調者等の労働者に対する相談機関として登録したい
場合の手続きと登録基準が掲載されています。
以上リーフレットには、部数に限りがございますので当センターまで
お問い合わせ下さい。
==【センターだより】=======================================
◆産業医研修
● 日 時:11/15(土)15:00-17:00
場 所:かんぽの宿那覇レクセンター
テーマ:石綿関連疾患診断技術研修
講 師:岡山大学病院 放射線科 助教 加藤 勝也
● 日 時:12/4 (木)19:00-21:00
場 所:沖縄産業支援センター 710
テーマ:VDT作業を快適に
講 師:産業医学担当相談員 伊志嶺 隆
● 日 時:12/9 (火)19:00-21:00
場 所:中部地区医師会館内
テーマ:生活習慣病と喫煙対策
講 師:産業医学担当相談員 伊波 恒雄
◆保健師・看護師研修
● 日 時:12/8(月)14:00~15:30
場 所:沖縄産業支援センター 710
テーマ:効果的なメタボリックシンドローム対策の進め方
講 師:産業医学担当相談員 青木 一雄
◆衛生管理者・労務担当者研修(その他職種の方も参加可)
● 日 時:11/28(金)14:00-15:30
場 所:沖縄産業保健推進センター 710
テーマ:メタボリック症候群について
講 師:産業医学担当相談員 川平 昌秀
当センターでは、産業保健に関するご相談や各種研修会等を
行っております、ぜひ下記までお問合せください。
● 産業保健モニター募集について
■ 募集人数
産業医、産業看護職・保健師、労務担当者、衛生管理者等
各職種3名ほど
■ 産業保健モニターの仕事内容
当センターが実施する各業務について、具体的なご意見やご要望等を記入して頂
くことです。
■ 調査実施時期及び方法
平成20年10月~12月頃にかけて調査を実施します。
様式については、当センターより(産業保健モニター調査票)を送付いたします。
調査票が届きましたら、ご意見、ご要望を記入の上、当センター宛まで返送して
下さい。
■ 謝金
年間5000円(1人当たり)をお支払いいたします。
==【編集後記】=======================================
スポーツの秋!県内各地でたくさんのスポーツイベントが、行われているようです。
特に、近年、マラソン大会は秋から冬にかけて離島を含む県内各地で行われており、
以前と比べるとその多さに驚かせれます。
11月2日には、沖縄県南部地域のすばらしい景色を眺めながら走る「尚巴志ハー
フマラソン in 南城市」が開催され95%の出場者が完走されたそうです。
今後、伊平屋ムーンライトマラソン(11月15日(土))、たらま島一周マラソ
ン(11月15日(土))、中部トリムマラソン(11月16日(日))、NAHAマラ
ソン(12月7日(日))などが予定されています。
出場を予定されている方もおられると思いますが、どのようなことに気をつければ
よいでしょうか。
当センター相談員にコメントをいただきました。
「まずは前日しっかり寝ること。睡眠不足は痙攣しやすくなります。大会当日の食事
は走る3時間前には食べ終わっていたいものです。メニューはすぐに燃えてくれる、
おにぎり、パスタ類、パンなどの炭水化物が理想的です。しかし食べ過ぎや消化のよ
くない肉類は避けてください。走るたびに胃でゴロゴロして、思う存分力を発揮でき
なくなります。また、途中でスタミナが切れてしまわないため、スタート1時間前まで
にバナナや補助食品を摂ります。スタート前も水分は適度に摂っておきましょう。電
解質が入ったスポーツドリンクがお勧めですが、原液より薄めて飲むことを推奨しま
す。飲み方は時間をかけてゆっくりと飲んでください。急にたくさん飲むと腹痛の原
因になりますので注意して下さい。マラソン中もこまめに水分補給をしてください。
喉が渇いてからでは遅すぎます。
会場に着いたらウォーミングアップをしっかり行い身体を温めておきます。走ってい
る最中に足がつったら、焦らずに立ち止まり、ゆっくりストレッチをしましょう。また
途中で具合が悪いようなら、すぐ係りの人に知らせましょう。頑張りすぎは禁物!完走
することもすばらしいことですが無理して健康を害してはせっかくのマラソンも台無し
です。
市民マラソンは応援者や他のランナーとの触れ合いから得られる感動がひとつの魅力
だといわれています。
余裕をもって自己のペースで楽しんで走り、いい思い出を作ってください。」
参考にしてみてください。
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