「がんじゅう沖縄」過去の配信記録

がんじゅう沖縄 Vol.34 2010/12/10発行

                         
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  がんじゅう沖縄 Vol.34 [2010/12/10]     ☆☆☆☆
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  沖縄産業保健推進センター発行       ★☆★★☆
 
 
                       
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  はじめに

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  今年も、12月5日に年末恒例のNAHAマラソンが行われました。
 約23,000人のランナーが参加したそうです。完走率は、約70%!
  私も、沿道の応援者として参加しましたが、スタート時のどこまでも
 続く押寄せるようなランナーの流れは、いつ見ても圧巻です。
  今年は、全国で「ひこにゃん」、「はっする黄門」、「せんとくん」
 など、ゆるキャラがいつも以上に脚光を浴びているようで、埼玉県では
 ゆるキャラサミットなるものが、最近、開催されました。
  NAHAマラソンも、ゆるキャラを含む、被り物ランナーが、今年も
 わんさか参加していました。さぞかし、沿道の観客に癒しと笑いをもた
 したことであろうと思います。
  定番では、「サンタクロース」、「タイガーマスク」、「ピカチュー」
 「シカ」、「うさぎ」などであり、少し変り種では「ソーセージ」、
 「缶ビール」、「地デジ化テレビ(この被り物はすごかった)」など
 の被り物ランナーです。
  当然のことながら、途中で脱落するだろうと思っていたのですが、ス
 タートしてから数時間後、ゴールである奥武山陸上競技場の近くをソー
 セージ、缶ビール、地デジ化テレビなどが次々と通過していくのを見か
 けたときはさすがに驚かされました。
  「このカッコウで42kmを走ってきたのかあ~」と唖然とした方も
 多かったに違いありません。
  被り物ランナーに限らず、完走された皆さんお疲れさまでした。
  勇気、元気、笑いをいただきました。


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      メンタルヘルス対策支援センター事業について

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  当センターでは、厚生労働省からの委託により、今年度もセンター内
(沖縄産業保健推進センター)にメンタルヘルス対策支援センターを設置
 し、メンタルヘルス対策に取り組もうとする事業場を支援しています。
  例えば、
 ・メンタルヘルスについて従業員に理解してもらうにはどうすればよい
  か。
 ・メンタル不調者の早期発見と適切な対応はどのようにすればよいか。
 ・社内スタッフや従業員への教育・研修はどうすればよいか。
 などの支援をしています。
  特に、管理職研修(ラインケア)については、ご要望があれば1事
 業場について1回、メンタルヘルス対策促進員が、無料で研修を行って
 います。4月~11月まで30事業場から管理職研修を申し込みがあ
 り、研修を実施しています。
  仕事が終わった後に、管理職会議の始まる前に、職員研修の1コマ
 としてなど、なるべく事業場のご要望の時間帯にあわせて講師派遣を
 行いますのでお問い合わせ下さい。
  サービスは全て無料で、平成23年3月(申込3月中旬頃)までと
 なっております。

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  心の健康に関する円滑な職場復帰対策について

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  今年7月30日付けで、人事院が国家公務員に対する「円滑な職場復
帰及び再発の防止のための受入方針」という通達により、試し出勤制度
 を盛り込んだ「職場復帰支援の流れ図」を公表しています。
  全ての事業場の実態に合うわけではありませんが、職場復帰支援のあ
 り方があまりよくわからないという方は参考にしてみてください。

 http://www.jinji.go.jp/kenkou_anzen/nagarezu.pdf

 
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 自発的健康診断受診助成金利用についてよくあるお問い合わせ

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  平成11年5月の労働安全衛生法改正により、新たな健康診断制度と
 して設けられた自発的健康診断とは、深夜業に従事する方が自己の健康
 に不安を感じ、次回の定期健康診断まで待てない場合に、自ら健康診断
 を受診し、その結果を事業者に提出することが出来るようにした制度で
 す。
  自発的健康診断における助成金支給対象者は、①常時使用される労働
 者(通常の労働者の所定労働時間が4分の3以上の方も含まれます。)
 ②自発的健康診断を受診する日前6カ月の間に1カ月当たり4回以上
 (過去6カ月で合計24回以上)深夜業に従事した方③今年度にこの助
 成金の支給を受けたことがない方などとなっており、当センターが助成
 金申請窓口となっています。
  本助成金事業は、今年度を持って終了するため申請書の受付は平成23
 年3月18日までとなっています。
  よくあるお問い合わせは次のとおりです。

 Q1 深夜業従事者に必要な定期健康診断との関係はどのようになりま
   すか。

  A 深夜業従事者の法令に基づく6月に1回の定期健康診断に置き換
   えることはできません。あくまでも自己の健診に不安を感じた労働
   者が次回の健康診断を待てずに、自発的に受診する場合のみ対象と
   なります。

Q2 公務員も適用になりますか。

  A 労災保険の適用事業場の労働者であることが必要です。

 Q3 対象となる深夜業は、どのように考えたらよろしいか。

  A 深夜業とは、22時から5時までの間(一部でも可)の作業に従
   事することをいい、受診前の6カ月間を平均して月4回以上深夜業
   に従事していることが必要です。

 Q4 助成される金額はいくらですか。

  A 受診に要した費用(消費税・文書料含む)の4分の3の額です。
   ただし、助成額の上限は7,500円となっています。

 Q5 申請はいつまでに行えばよいですか。

  A 健康診断を受診した日から3カ月以内に行ってください。


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      産業保健関係情報について

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● 事業場における産業保健活動の拡充に関する検討会」の報告書取り
 まとめ
  11月22日に厚生労働省より事業場における産業保健活動の拡充に
 関する検討会の報告書がとりまとめられ発表されました。
 (厚生労働省安全衛生部労働衛生課)
 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000wvk2.html

● 平成21年度石綿ばく露作業による労災認定等事業場の公表について
  11月24日に厚生労働省より平成21年度石綿ばく露作業による労
 災認定等事業場が公表されました。
 (厚生労働省労災補償部労災管理課、補償課)
 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000wogh.html

● 平成21年度石綿による健康障害に関する給付の請求・決定状況
  11月24日に厚生労働省より平成21年度石綿による健康障害に関
 する給付の請求・決定状況が公表されました。
 (厚生労働省労災補償部補償課)
 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000wov1.html

● 平成22年度 心の健康づくりシンポジウム
  平成22年度心の健康づくりシンポジウムが平成23年1月14日に
 東京国際フォーラムで開催されます。(中央労働災害防止協会)
 http://www.jisha.or.jp/seminar/mental_health/mh_04.html

● 職場の安全衛生に関するパンフレット
  職場で役立つパンフレットが盛りだくさんです。
 https://krs.bz/roumu/c?c=1127&m=1800&v=0db8e807


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          センターだより

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■産業医研修

●日 時:12/16(木)18:30-20:30
場 所:産業支援センター710(当センター研修室)
テーマ:判例から学ぶ過重労働対策の重要性
 講 師:伊志嶺 隆(産業医学相談員)

■職種を問わない研修

●日 時:1/12(水)13:30-15:00
場 所:産業支援センター710(当センター研修室)
テーマ:冬場職場でみられる感染症
講 師:平山 良克(産業医学相談員)

 ※なお、研修内容につきましては一部HPで紹介しております。
  当センターでは、産業保健に関するご相談や各種研修会等を
 行っておりますので下記までお問合せください。

                           
● 産業保健モニター募集について

 ■募集人員                                  
  産業医、産業看護職・保健師、労務担当者、衛生管理者等各職種
  3名程度
   
 ■産業保健モニターの仕事内容
  当センターが実施する各業務について、具体的なご意見やご要望
  等を記入して頂きます。

 ■調査実施時期及び方法
  平成22年10月~12月頃にかけて調査を実施します。
  様式については、当センターより(産業保健モニター調査票)を
  送付いたします。
  調査票が届きましたら、ご意見、ご要望を記入の上、当センター
  宛返送して下さい。
   
 ■謝金
  5000円(1人当たり)をお支払いたします。


========================【編集後記】============================


  師走を向かえ、年末・年始に向けてあわただしく毎日をおくられ
 ている方も多いと思います。
  ついこの間、忘年会とお正月のオードブルで体重を増やしたこと
 を振り返りながら、「また、その季節がやってきたの」と時の過ぎ
 行く速さを感じています。
  私の席の横に掛けてある健康カレンダーには、12月の標語とし
 て「アルコール明日に残さず自己管理  断る勇気も忘れずに」と
 あり、「メタボサンタはダイエット」とサンタクロースが煙突に入
 れない挿絵が描かれています。
  この季節、飲みすぎ、食べ過ぎに注意し飲酒運転は絶対にしない
 よう自己管理を徹底しましょう。
  よいお年を迎えられますようお祈りします。
  今年1年の御愛読ありがとうございました。
 
 
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