☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
////
/////
///////
◆がんじゅう沖縄 Vol.64 [2013/5/10]◆ ☆☆☆
★★★★
産業保健推進センター沖縄事務所発行 ★☆★★☆
★☆★☆★☆
ホームページ
http://www.sanpo47.jp/ メールアドレス sanpo47@mrj.biglobe.ne.jp
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
==目 次======================
1.はじめに
2.産業保健関係情報について
3.センターだより(平成25年6月までの研修日程)
4.相談・質問をお待ちしています
5.編集後記
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
★―――――――――――――――――――――――――――――――★
はじめに
★―――――――――――――――――――――――――――――――★
先日の某テレビ番組で「脳梗塞」の少ない県は「滋賀県」だとい
うのがありました。興味をもってご覧になった方は多いと思います
が、その滋賀県民の食生活で注目すべき食材として「昆布」があり
ました。おでんや昆布巻き、昆布と大豆の煮物などといったメニュ
ーが紹介されていました。この食材、かっては沖縄県民も昆布の消
費量が全国上位の時代があったと記憶していますが、どうやらこの
昆布の消費量が減っていることも「長寿県陥落」の原因のひとつに
なっているかもしれません。結婚式などのお祝いの席には欠かせな
い「折り」の昆布料理や三枚肉料理がすたれ、今や、シーミーやお
盆の重箱でしかお目にかかれません。
居酒屋料理もファーストフードも大好き人間の私ですが、県民の
食文化は視点を変えれば、まさに異常事態と言えるかもしれません。
ちなみに、この昆布の消費量全国一位は富山県で、沖縄県は現在
十三位に後退しており、「昆布よ、おまえもか!」と言いたくなる
のだが、沖縄県民に昆布をもたらしたのが富山県のくすり売り商人
だったというから面白い。
案外、県民の食生活向上は昆布、豆腐類などの地元料理を見つめ
直すところから始める必要があるのかもしれません。
今、県民総出で長寿県復活への道を模索し、今すぐに誰でも始め
ることが出来る「食生活見直しの10ヶ条」(仮称)なんていうも
のをスタートさせてはいかがだろうか。
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
産業保健関係情報について
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
《産業保健関係等情報》
●【働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」について】
厚生労働省の委託により、(社)日本産業カウンセラー協会において、
働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」が開設されて
います。
「15分でわかるセルフケア」や「15分でわかるラインによるケア」
などを活用して自発的な学習と職場における管理監督者の学習してみま
しょう。
ぜひ、下記URLにてご確認ください。
当センターのホームページにもリンクされています。
http://kokoro.mhlw.go.jp/ ●【平成22年都道府県別生命表の状況について】
厚生労働省では、平成25年2月28日に「平成22年都道府県別生
命表の状況について」を公表いたしました。
沖縄県の厳しい状況を統計年ごとに確認することができます。
詳細につきましては、下記URLにてご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/tdfk10/index.html 《行政関係情報》
●【平成25年度全国安全週間の実施について】
本年も「高めよう 一人ひとりの安全意識 みんなの力でゼロ災害」
のスローガンの下、6月1日から30日までを準備月間として7月1日
から7日まで安全週間が全国で実施されます。
厚生労働省においても広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着の
ため、毎年全国安全週間を主唱しております。
全国安全週間は今年で86回目を迎えます。労働災害を防止するには
労働者一人一人が安全意識や危険予知能力を高める必要があります。
この全国安全週間を契機にそれぞれの職場で、労働災害防止の重要性
を認識し、安全活動の着実な実行を図りましょう。
詳細につきましては、下記URLをご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/hyosyo.html ●【平成24年の労働災害の動向について】
〜死傷者数は約11万4千人で、縮小はしているものの前年度比2.
0%の増〜
厚生労働省で平成25年2月25日付で、平成24年の労働災害の動
向(平成25年2月時点)をとりまとめを公表しました。
その結果では、平成24年の労働災害による死傷者数は11万4,4
58人で、前年度比2,266人、2.0%の増加で、平成22年度か
ら3年連続の増加となっています。
なお、確定値につきましては、平成25年5月頃公表予定とのことで
す。
詳細につきましては、下記URLをご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002vz2a.html なお、県内における労働災害の発生状況については沖縄労働局ホーム
ページ、または下記URLをご参照ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa- roudoukyoku/ken-an/H24rousaikakutei.pdf
●【「第12次労働災害防止計画」がいよいよスタートします】
〜平成25年4月からの中期5か年計画〜
厚生労働省の労働政策審議会は、平成25年2月15日、労働災害減
少のために国が今後5年間にわたって重点的に取り組む事項を定めた
「第12次労働災害防止計画(案)」について妥当と答申しました。
これは、厚生労働大臣が前日14日に諮問したもので、同審議会安全
衛生分科会での審議を経て行われたものです。
第12次計画は、平成25年度から29年度の5年間を対象とし、全
体の目標に加えて「小売業での死傷者数20%以上減少」など重点対策
ごとの数値目標も盛り込んだのが特徴です。
第12次労働災害防止計画が目指す社会は、「働くことで命が脅かさ
れたり、健康が損なわれることが、本来あってはならない」ということ
です。
計画全体の目標と重要施策、主な取り組みにつきましては、下記UR
Lをご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002v7ud.html ●【胆管がんに関する労災請求について】
厚生労働省では、平成25年2月12日に印刷事業場に係る胆管がん
の労災請求については、同一の事業場で複数の請求があった事業場は、
大阪府の印刷事業場(16名)及び宮城県の印刷事業場(2名)の2事
業場であったが、今般、福岡県の印刷事業場においても胆管がんの労災
請求が合計2名となったことを発表しました。
詳細につきましては、下記URLをご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002v3i8.html ●【印刷事業場で発生した胆管がんの業務上外に関する検討会の報告書
及び今後の対応について】
厚生労働省では、平成25年3月14日に「印刷印刷事業場で発生
した胆管がんの業務上外に関する検討会」の報告書を取りまとめを公
表しました。
詳細につきましては、下記URLをご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002x6at.html ●【高温・多湿な作業環境では熱中症予防が大切です】
詳細については、産業保健推進センター沖縄事務所のHPの
情報の広場を検索してパンフレット「沖縄夏本番 熱中症対策」
ー熱中症の症状と緊急処置・熱中症の予防対策ー
でご確認ください。
http:
http://www.sanpo47.jp/joho/ ●【有期労働契約の新ルールができました!】
〜 改正「労働契約法」が公布、全面施行されました。〜
有期の労働(雇用)契約における「雇い止め」に対する不安を解消
し、働く方が安心して働き続けることができるようにするため、労働
契約法が改正されました。
最大のポイントは有期の労働契約(パート、契約社員、嘱託等)が
反復更新されて通算5年を越えたときは、労働者の申し込みにより、
期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換できるルールです。
詳細については、下記URL(厚生労働省)をご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/ roudoukijun/keiyaku/kaisei/
《東日本大震災支援対策情報》
●【東日本大震災に係る電話相談窓口】
独立行政法人労働者健康福祉機構では、引き続き東日本大震災に伴う
フリーダイヤル電話相談窓口を設置しております。
メンタルヘルスに関する電話相談(全国共通フリーダイヤル)
0120−226−272
9:00〜12:00、13:00〜17:00(土・日・祝祭日を除く)
健康に関する電話相談は、3月31日付けで終了いたしております。
いずれも、携帯電話、PHS、公衆電話からの通話が可能です。
《その他》
●【平成23年(2011年)東日本大震災の関連政府情報(参考)】
○首相官邸災害対策
http://www.kantei.go.jp/saigai/ ○内閣府防災情報
http://www.bousai.go.jp/ ○厚生労働省平成23年(2011年)東日本大震災関連情報
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016exl.html ○原子力安全・保安院
http://www.nisa.meti.go.jp/ ◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
センターだより
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
■産業医研修
●日 時:5/9(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室 3階会議室
テ ー マ:職場検診の問題点(生涯専門2単位)
講 師:伊波 恒雄(産業医学特別相談員)
●日 時:5/22(水)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター302号室 3階会議室
テ ー マ:産業医学事例検討会(生涯実地2単位)
講 師:山本 和儀(メンタルヘルス基幹相談員)
●日 時:6/6(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室 3階会議室
テ ー マ:パワハラのない会社を目指して(生涯専門2単位)
講 師:伊志嶺 隆(産業医学基幹相談員)
●日 時:6/25(火)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室 3階会議室
テ ー マ:生活習慣の修正のコツ(生涯専門2単位)
講 師:崎間 敦(産業医学特別相談員)
研修内容:
http://www.sanpo47.jp/seminar/index.cgi?mode=list&pline=0 ■保健師・看護師研修
●日 時:5/30(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター302号室 3階会議室
テ ー マ:アルコール依存・乱用に対する認知行動療法
講 師:仲本 晴男(メンタルヘルス特別相談員)
■衛生管理者等研修
●日 時:6/3(月)13:30〜15:00
場 所:産業支援センター308号室 3階会議室
テ ー マ:沖縄県の働く人々の健康を守るために〜
沖縄県の定期健康診断有所見率の危機的状況を
改善するために〜
講 師:青木 一雄(産業医学基幹相談員)
●日 時:6/18(火)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター302号室 3階会議室
テ ー マ:パワハラ被害者の心理と対応
講 師:竹下 小夜子(メンタルヘルス特別相談員)
●日 時:6/19(水)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター302号室 3階会議室
テ ー マ:抑うつ、認知の予防・治療における新しい
可能性(うつ、認知を科学する)
講 師:仁井田 りち(メンタルヘルス特別相談員)
●日 時:6/20(木)17:00〜18:30
場 所:産業支援センター308号室 3階会議室
テ ー マ:職場における熱中症の予防と救急対応
〜手遅れになる前に対策を〜
講 師:平山 良克(産業医学基幹相談員)
●日 時:6/27(木)18:30〜20:00
場 所:産業支援センター302号室 3階会議室
テ ー マ:アルコール依存・乱用に対する認知行動療法
講 師:仲本 晴男(メンタルヘルス特別相談員)
研修内容:
http://www.sanpo47.jp/seminar3/index.cgi?mode=list&pline=0 ※なお、研修内容につきましては一部HPで紹介しております。
当センターでは、産業保健に関するご相談や各種研修会等を
行っておりますので下記までお問合せください。
(当推進センターHPで研修について、記載誤りがありますので下記
のとおり訂正します。)
※6月6日(木)開催、及び6月25日(火)開催予定の産業医研修
の「生涯実地研修」とあるのは「生涯専門研修」の誤りですのでご了
承ください。また、研修のお知らせで一部不具合が生じており、現在
修正中ですのでご了承ください。
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
相談・質問をお待ちしています
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
「沖縄産業保健推進センター」、「メンタルヘルス対策支援セン
ター」では、産業医、企業における労働衛生管理スタッフ、事業主、
労務管理者等の皆様方からご相談・ご質問を受け付けています。
電話・メール・FAXでも結構です。お手紙でも結構です。
研修申し込みの際の「申込用紙」に記載していただいても結構です。
もちろん、直接お越しいただいても結構です。
普段の産業医活動、労働衛生管理活動を進めていくうえでの疑問
点、衛生管理活動の事例等の参考資料をお探しの方など、回答にお
時間をいただくケースもあるかとは思いますが相談員を中心に問題
解決のため最大限の努力をさせていただきます。
========================【編集後記】============================
「シーミー」疲れ、そしてゴールデンウイークの「連休」疲れも
相まって、この一週間がいつもより長く感じるのは私だけでしょう
か。おそらく連休明けからは「仕事のスケジュールがいっぱいいっ
ぱいだよ」という方が多いと思います。
連休疲れを取るにはまず「体を動かす」(散歩)ことがいいよう
です。歩きながら体をならし、もの考えをするのが一番です。
歩くコースも「眺め」がよければなおいい気分転換になること請け
合いです。また、いつものコースとは逆のコースで歩くのもいいか
も。ただし、もの考えに集中しすぎると危ない場合もあるので、く
れぐれも車等には注意して歩きましょう。
今年は比較的涼しい日が続いていますが、やはり季節はもう「初
夏」です。日中の直射日光は半端ではありません。くれぐれも熱中
症予防をお忘れなく。とりわけ「高温多湿」な場所での屋外作業に
従事する方は十分注意しましょう。
(古城 拝)
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
沖縄産業保健推進センター
独立行政法人 労働者健康福祉機構
産業保健推進センター沖縄事務所
〒901-0152那覇市小禄1831-1
沖縄産業支援センター2F
電話 098-859-6175 FAX 098-859-6176
http://www.sanpo47.jp/ □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■