「がんじゅう沖縄」過去の配信記録

◆がんじゅう沖縄 Vol.65◆ 2013/6/10発行

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
                                   ////
                                 /////
                               ///////
 ◆がんじゅう沖縄 Vol.65 [2013/6/10]◆     ☆☆☆
                                ★★★★
  産業保健推進センター沖縄事務所発行   ★☆★★☆
                             ★☆★☆★☆

 ホームページ http://www.sanpo47.jp/

 メールアドレス sanpo47@mrj.biglobe.ne.jp

                       
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


 ==目 次======================

1.はじめに
2.産業保健関係情報について
3.センターだより(平成25年8月までの研修日程)
4.相談・質問をお待ちしています
5.編集後記

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


★―――――――――――――――――――――――――――――――★

               はじめに

★―――――――――――――――――――――――――――――――★
  6月は「平成25年度全国安全週間」の準備月間である。
 産業活動を進める上で重要課題として「安全防止」があります。その
 安全意識の向上を図り、安全活動を定着させることは、企業にとって
 その将来を左右するものと言っても過言ではありません。
 ひとたび「労災事故」が発生すれば、企業の損失は図りしれないもの
 となります。収益のダウンのみならず、様々な付加価値も喪失するこ
 とになり、ひいては働く従業員にも影響を及ぼします。
  そういう意味で「安全」は、自らの積極的な活動により獲得するも
 のではないでしょうか。
  沖縄労働局は、昨年県内において発生した労働災害による死傷者数
が999名となったことを受け、増加傾向に歯止めをかけ5ヵ年間で
 2割減の800名以下にすることを目標とする「第12次労働災害防
 止計画」(県内版)を発表しました。
  主な取り組みとしては、災害増加が目立つ第3次産業(商業、接客
 娯楽業、社会福祉施設、ビルメン等)を重点対策にするなど、業種別
 の目標設定をより細かく明記している。また、事故の「態様」につい
 ても「転倒」や「腰痛」などにあらためて注意を促すこととする。
  その他、定期健康診断で何らかの項目に異常があった「有所見率」
 の全国ワースト1からの脱却や、県内でも深刻化するメンタルヘルス
 対策の促進など多岐に亘って目標を掲げている。
  なお、平成24年の県内における死亡者数ですが、7名で前年比で
 2名減となっており、平成22年から3年連続で減少となっています。 



◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆

              産業保健関係情報について

◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
 

 《産業保健関係等情報》

●【高温・多湿な作業環境では熱中症予防対策が大切です】

  詳細については、産業保健推進センター沖縄事務所のHPの
 「情報の広場」を検索してパンフレット「沖縄夏本番 熱中症対策」
  ー熱中症の症状と緊急処置・熱中症の予防対策ー
  をご参照ください。
   熱中症パンレット(平成25年度版)が完成しました。職場や地
 区での「安全大会」等においてご活用下さい。なお、郵送による配布
 はいたしかねますので、当推進センターにお越しの上「研修支援等依
 頼書」を提出してお受け取りください。

  下記、「PDF」でプリントして利用することも可能です。
 

  http:http://www.sanpo47.jp/joho/

●【働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」について】

  厚生労働省の委託により、(社)日本産業カウンセラー協会において、
 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」が開設されて
 います。
 「15分でわかるセルフケア」や「15分でわかるラインによるケア」
 などを活用して自発的な学習と職場における管理監督者の学習してみま
 しょう。
  ぜひ、下記URLにてご確認ください。
  当センターのホームページにもリンクされています。
     
  http://kokoro.mhlw.go.jp/


 《行政関係情報》

●【平成25年度全国安全週間の実施について】

  本年も「高めよう 一人ひとりの安全意識 みんなの力でゼロ災害」
 のスローガンの下、6月1日から30日までを準備月間として7月1日
 から7日まで安全週間が全国で実施されます。
  厚生労働省においても広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着の
 ため、毎年全国安全週間を主唱しております。
  詳細につきましては、下記URLをご確認ください。

  http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/hyosyo.html

●【平成24年の労働災害の動向について】
  〜死傷者数は約11万4千人で、縮小はしているものの前年度比2.
  0%の増〜

  厚生労働省で平成25年2月25日付で、平成24年の労働災害の動
 向(平成25年2月時点)をとりまとめを公表しました。
  その結果では、平成24年の労働災害による死傷者数は11万4,4
 58人で、前年度比2,266人、2.0%の増加で、平成22年度か
 ら3年連続の増加となっています。
  詳細につきましては、下記URLをご確認ください。

  http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002vz2a.html

  なお、県内における労働災害の発生状況については沖縄労働局HP、
 または下記URLをご参照ください。

  http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa-
     roudoukyoku/ken-an/H24rousaikakutei.pdf

●【「第12次労働災害防止計画」がいよいよスタートします】
  〜平成25年4月からの中期5か年計画〜

  厚生労働省の労働政策審議会は、平成25年2月15日、労働災害減
 少のために国が今後5年間にわたって重点的に取り組む事項を定めた
 「第12次労働災害防止計画(案)」について妥当と答申しました。
  これは、厚生労働大臣が前日14日に諮問したもので、同審議会安全
 衛生分科会での審議を経て行われたものです。
  詳しくは、下記URLをご確認ください。
沖縄労働局が発表した「第12次労働災害防止計画」(県内版)も併
 せてご確認ください。

  http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002v7ud.html

http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa-
roudoukyoku/ken-an/H25/250531houdou/12saibouplan.pdf

●【胆管がんに関する労災請求について】

  厚生労働省では、平成25年2月12日に印刷事業場に係る胆管がん
 の労災請求については、同一の事業場で複数の請求があった事業場は、
 大阪府の印刷事業場(16名)及び宮城県の印刷事業場(2名)の2事
 業場であったが、今般、福岡県の印刷事業場においても胆管がんの労災
 請求が合計2名となったことを発表しました。
  詳細につきましては、下記URLをご確認ください。

  http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002v3i8.html


●【有期労働契約の新ルールができました!】
  〜 改正「労働契約法」が公布、全面施行されました。〜

  有期の労働(雇用)契約における「雇い止め」に対する不安を解消
 し、働く方が安心して働き続けることができるようにするため、労働
 契約法が改正されました。
  最大のポイントは有期の労働契約(パート、契約社員、嘱託等)が
 反復更新されて通算5年を越えたときは、労働者の申し込みにより、
 期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換できるルールです。

  詳細については、下記URL(厚生労働省)をご覧ください。

 http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/
roudoukijun/keiyaku/kaisei/ 


《東日本大震災支援対策情報》

●【東日本大震災に係る電話相談窓口】
  独立行政法人労働者健康福祉機構では、引き続き東日本大震災に伴う
 フリーダイヤル電話相談窓口を設置しております。

 メンタルヘルスに関する電話相談(全国共通フリーダイヤル)
 0120−226−272
 9:00〜12:00、13:00〜17:00(土・日・祝祭日を除く)
 
 健康に関する電話相談は、3月31日付けで終了いたしております。 
 
 いずれも、携帯電話、PHS、公衆電話からの通話が可能です。

 《その他》

●【平成23年(2011年)東日本大震災の関連政府情報(参考)】
 ○首相官邸災害対策
  http://www.kantei.go.jp/saigai/
 ○内閣府防災情報
  http://www.bousai.go.jp/
 ○厚生労働省平成23年(2011年)東日本大震災関連情報
  http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016exl.html
 ○原子力安全・保安院
  http://www.nisa.meti.go.jp/

  
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆

               センターだより

◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆

■産業医研修

●日  時:6/25(火)18:30〜20:30
 場  所:産業支援センター308号室 3階会議室
 テ ー マ:生活習慣の修正のコツ(生涯専門2単位)
 講  師:崎間 敦(産業医学特別相談員)

●日  時:8/22(木)18:30〜20:30
 場  所:産業支援センター308号室 3階会議室
 テ ー マ:失敗しない職場復帰(生涯専門2単位)
 講  師:伊志嶺 隆(産業医学基幹相談員)


 研修内容:http://www.sanpo47.jp/seminar/index.cgi?mode=list&pline=0


■保健師・看護師研修

●日  時:7/1(月)13:30〜15:00
 場  所:産業支援センター302号室 3階会議室
 テ ー マ:「メンタルヘルスの羅針盤」から学ぶ事例
      検討1     
 講  師:青木 一雄(産業医学相談員)
 
 
●日  時:7/23(火)18:30〜20:00
 場  所:産業支援センター308号室 3階会議室
 テ ー マ:職場における心血管病の一次予防
      〜生活習慣病とストレス対策〜
 講  師:崎間 敦(産業医学特別相談員)

 
●日  時:7/31(水)14:00〜16:00
 場  所:産業支援センター302号室 3階会議室
 テ ー マ:産業看護事例検討会
      ※ 産業看護職限定
 講  師:山本 和儀(メンタルヘルス相談員)

●日  時:8/2(金)18:00〜19:30
 場  所:産業支援センター308号室 3階会議室
 テ ー マ:職場で取り組む健康診断
 講  師:宇野 司(産業医学特別相談員)

■衛生管理者等研修(7月までの研修日程)


●日  時:6/18(火)15:00〜16:30
場  所:産業支援センター302号室 3階会議室
テ ー マ:パワハラ被害者の心理と対応      
講  師:竹下 小夜子(メンタルヘルス特別相談員)


●日  時:6/19(水)15:00〜16:30
場  所:産業支援センター302号室 3階会議室
テ ー マ:抑うつ、認知の予防・治療における新しい
      可能性(うつ、認知を科学する)      
講  師:仁井田 りち(メンタルヘルス特別相談員)

●日  時:6/20(木)17:00〜18:30
場  所:産業支援センター308号室 3階会議室
テ ー マ:職場における熱中症の予防と救急対応
      〜手遅れになる前に対策を〜            
講  師:平山 良克(産業医学基幹相談員)


●日  時:6/27(木)18:30〜20:00
場  所:産業支援センター302号室 3階会議室
テ ー マ:アルコール依存・乱用に対する認知行動療法                  
講  師:仲本 晴男(メンタルヘルス特別相談員)


●日  時:7/4(木)15:00〜16:30
 場  所:産業支援センター302号室 3階会議室
 テ ー マ:パワハラのない会社を目指して
 講  師:伊志嶺 隆(産業医学基幹相談員)

 
●日  時:7/11(木)15:00〜16:30
 場  所:産業支援センター308号室 3階会議室
 テ ー マ:眼疾患による労働の制限を考える
 講  師:渡名喜 勝(産業医学特別相談員)
 

●日  時:7/25(木)18:30〜20:00
場  所:産業支援センター302号室 3階会議室
テ ー マ:最近の職場不適応に対する理解と支援について                  
講  師:仲本 晴男(メンタルヘルス特別相談員)
 


 研修内容:http://www.sanpo47.jp/seminar3/index.cgi?mode=list&pline=0


 ※なお、研修内容につきましては一部HPで紹介しております。
  当センターでは、産業保健に関するご相談や各種研修会等を
 行っておりますので下記までお問合せください。

 



◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆

           相談・質問をお待ちしています

◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
  
  「沖縄産業保健推進センター」、「メンタルヘルス対策支援セン
 ター」では、産業医、企業における労働衛生管理スタッフ、事業主、
 労務管理者等の皆様方からご相談・ご質問を受け付けています。
  電話・メール・FAXでも結構です。お手紙でも結構です。
 研修申し込みの際の「申込用紙」に記載していただいても結構です。
 もちろん、直接お越しいただいても結構です。
  普段の産業医活動、労働衛生管理活動を進めていくうえでの疑問
 点、衛生管理活動の事例等の参考資料をお探しの方など、回答にお
 時間をいただくケースもあるかとは思いますが相談員を中心に問題
 解決のため最大限の努力をさせていただきます。

========================【編集後記】============================
  
  旧暦5月の梅雨の合間の晴れ間を「五月晴れ」と言うそうです。
 梅雨の真っ只中、タンス、押入の中の衣類も気になりますが、高い
 湿度と強烈な直射日光に晒されているので、体がまだ慣れていない
 ことから、6月は台風だけではなく「熱中症」の警報にも十分注意
 しましょう。
  さて「県高校総体」も終わり、いよいよ22日からは夏の甲子園
 の予選「高校野球」も開幕します。アスリートにはかなり過酷な季
 節がやってきましたが、そこで「スポーツ活動中の熱中症予防8ヶ
 条」を紹介します。
  1.知って防ごう熱中症 2.あわてるな、されど急ごう救急処置
  3.暑いとき、無理な運動は事故のもと 4.急な暑さは要注意
  5.失った水と塩分取り戻そう 6.体重で知ろう健康と汗の量
  7.薄着ルックでさわやかに 8.体調不良は事故のもと
  
  もちろん、屋外で働くお父さんは前日の飲み過ぎや、夜更かしに
 よる体調の変化には十分気をつけてください。また、熱中症は屋内
 にいても発症するので、おじいちゃん、おばあちゃん、高齢者の皆
 さんも湿度が高いときや無風状態の時は決して無理な節電をせず、
 扇風機や クーラーをうまく使用するよう特に注意が必要です。
  くれぐれも「熱中症」を軽んじてはいけません!はい!

  
                    (古城 拝)
 
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 沖縄産業保健推進センター
 独立行政法人 労働者健康福祉機構
 産業保健推進センター沖縄事務所
 〒901-0152那覇市小禄1831-1
 沖縄産業支援センター2F
 電話 098-859-6175 FAX 098-859-6176
http://www.sanpo47.jp/


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
| 関係機関・団体 | 調達・契約情報 | 個人情報保護方針 | 利用規約 |