☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
////
/////
///////
◆がんじゅう沖縄 Vol.67 [2013/8/12]◆ ☆☆☆
★★★★
産業保健推進センター沖縄事務所発行 ★☆★★☆
★☆★☆★☆
ホームページ
http://www.sanpo47.jp/ メールアドレス sanpo47@mrj.biglobe.ne.jp
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
==目 次======================
1.はじめに
2.産業保健関係情報について
3.センターだより(平成25年10月までの研修会日程)
4.相談・質問をお待ちしています
5.編集後記
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
★―――――――――――――――――――――――――――――――★
はじめに
★―――――――――――――――――――――――――――――――★
先月の19日、「南西石油西原精油所」で起きた加熱炉建屋の爆発
事故はかなりショッキングな出来事であった。福島第1原発の「建屋
爆発」事故を連想してしまったのは私だけでしょうか。
今回の事故が発生する前に、重油漏れなどの小さい災害があったと
いうことですが、原因の一つに「気の緩み」をあげている。いわゆる
安全意識の希薄感やマンネリ感であろうか。
「ヒヤリ・ハット」運動という言葉がある。いわゆる「建設現場」
や「工場」において、安全管理の基礎とも言うべき活動である。例え
ば、仕事中に足場から落ちそうになってヒヤリとしたこと、車の荷台
から荷崩れした物が落ちてきてハットしたことなどを拾い上げて「災
害ゼロ対策」に役立てるという手法である。
現在は、どちらかといえば「医療現場」や「交通災害」の分野に活
用され、成果をあげていると聞くが、その「ヒヤリ・ハット」運動が
見直される時が来ているのかもしれない。
ややもすると、小さな災害として軽く見られることが日常茶飯事と
なれば、危険は徐々に増大し、ひいては大惨事に発展しかねない。
このことを理論化したのが「ハインリッヒの法則」とのこと。
つまり「一つの重大な事故の背景には29件の軽微な事故が起こって
いて、またその軽微な事故の背景には、ヒヤリ・ハット事例が300
件起きている」ということだ。
この法則はアメリカの損保会社での事故調査から導き出したものら
しいが、様々な分野で役立っている。
さて、飲酒がらみの交通事故が全国ワースト1が続く沖縄県の場合
を考えると、悲惨な交通死亡事故などの背景には、日常的なちょっと
した?飲酒運転や居眠り(過労)運転などの常習化が引き金になって
いることを十分認識しておかなければならない。
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
産業保健関係情報について
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
《産業保健関係情報》
●【高温・多湿な作業環境では熱中症予防対策が大切です】
詳細については、産業保健推進センター沖縄事務所のHPの
「情報の広場」を検索してパンフレット「沖縄夏本番 熱中症対策」
ー熱中症の症状と緊急処置・熱中症の予防対策ー
をご参照ください。
熱中症パンレット(平成25年度版)が完成しました。職場や地
区での「安全大会」等においてご活用下さい。なお、郵送による配布
はいたしかねますので、当推進センターにお越しの上「研修支援等依
頼書」を提出してお受け取りください。
下記、「PDF」でプリントして利用することも可能です。
http:
http://www.sanpo47.jp/joho/ ●【働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」について】
厚生労働省の委託により、(社)日本産業カウンセラー協会におい
て、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」が開設
されています。
「15分でわかるセルフケア」や「15分でわかるラインによるケア」
などを活用して自発的な学習と職場における管理監督者の学習してみ
ましょう。
ぜひ、下記URLにてご確認ください。
当センターのホームページにもリンクされています。
http://kokoro.mhlw.go.jp/ 《行政関係情報》
●【平成25年度「全国労働衛生週間」のスローガンについて】
今年度のスローガンは「健康管理 進める 広げる 職場から」と決
まりました。また、その衛生週間準備期間の9月を「職場の健康診断実
施強化月間」と位置付け、労働者の健康管理(受診)について、改めて
徹底を図ることとしています。
詳しくは下記のURLをご覧ください。
http://mie-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/news_topics/topics/ topik 2013/119574.html
●【平成24年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況について】
厚生労働省は、平成24年度の「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償
状況」を取りまとめ、公表した。
注目すべきは、精神障害に関する請求件数が1,257件で、過労死など
の請求件数842件を大きく上回ったこと、支給決定件数は475件で
過去最多となっている。
詳しくは、下記URLをご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000034xn0.html ●【職場における腰痛予防対策指針が改訂されました】
この腰痛予防対策指針の改訂は実に19年ぶりです。
最近腰痛が多発している「社会福祉施設」における介護作業にも適用を
拡大しました。
詳しくは、下記URLをご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/youtsuushishin.html ●【原発作業従事者の方の健康相談窓口について】
県内においても、東電福島第1原発緊急作業従事者が多く見られるこ
とから、これらの方々に対応するため相談窓口が「那覇市医師会・生活
習慣病健診センター」に設けられました。
厚生労働省の委託事業(受託者は「公益社団法人 全国労働衛生団体
連合会」)です。放射線被ばくによる心身の健康に不安を感じる労働者
の皆さんは是非ご相談ください。
詳細につきましては、下記URLをご確認ください。
http://www.zeneiren.or.jp/pdf/120316.pdf ●【職業性胆管がんに係る電話相談窓口について】
7月より、職業性胆管がんの関するもののうち、事業場での化学物資
対策については都道府県労働局健康安全課に、労災請求などについては
労災補償課にお問い合わせください。
●【「第12次労働災害防止計画」がいよいよスタートします】
〜平成25年4月からの中期5か年計画〜
厚生労働省の労働政策審議会は、平成25年2月15日、労働災害減
少のために国が今後5年間にわたって重点的に取り組む事項を定めた
「第12次労働災害防止計画(案)」について妥当と答申しました。
これは、厚生労働大臣が前日14日に諮問したもので、同審議会安全
衛生分科会での審議を経て行われたものです。
詳しくは、下記URLをご確認ください。
沖縄労働局が発表した「第12次労働災害防止計画」(県内版)も併
せてご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002v7ud.html http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa- roudoukyoku/ken-an/H25/250531houdou/12saibouplan.pdf
●【有期労働契約の新ルールができました!】
〜 改正「労働契約法」が公布、全面施行されました。〜
有期の労働(雇用)契約における「雇い止め」に対する不安を解消
し、働く方が安心して働き続けることができるようにするため、労働
契約法が改正されました。
最大のポイントは有期の労働契約(パート、契約社員、嘱託等)が
反復更新されて通算5年を越えたときは、労働者の申し込みにより、
期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換できるルールです。
詳細については、下記URL(厚生労働省)をご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/ roudoukijun/keiyaku/kaisei/
《「沖縄労働局」からの情報》
●【交通労働災害防止のガイドライン!】
県内の労働災害が増加する中、去る7月4日沖縄監督署管内で交通
死亡事故が発生しました。発生状況は沖縄自動車道の高架橋改良工事
に係る測量作業のため、車両規制の標識を設置するため路肩にいた労
働者が走行してきたトラックにはねられ死亡しました。原因はトラッ
ク運転手の居眠り運転ということです。
厚生労働省では、「交通労働災害防止のためのガイドライン」を作
成して、睡眠時間の確保に配慮した適正な労働時間の管理及び走行管
理等の対策をお願いしています。
詳しくは、下記URL(厚生労働省)をご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/ 080703-1a.pdf
●【有所見率が2年連続で全国最悪!】
労働局は7月30日付けで「平成24年の職場における定期健康診
断結果」を発表しました。
それによると、健康診断の結果が「要観察」や「要精密検査」など
の異常所見と判断された方の割合が約64%ということであった。
これは、昨年の65パーセントで全国ワースト1に続き、2年連続
の最悪な結果となった。
また、健診項目別に見ると、血中脂質、肝機能、血圧の順となって
おり、いづれも生活習慣病の要因とされるものが高い率となっている。
詳しい内容については、下記「沖縄労働局ホームページ」をご覧く
ださい。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/ 《東日本大震災支援対策情報》
●【東日本大震災に係る電話相談窓口】
独立行政法人労働者健康福祉機構では、引き続き東日本大震災に伴う
フリーダイヤル電話相談窓口を設置しております。
メンタルヘルスに関する電話相談(全国共通フリーダイヤル)
0120−226−272
9:00〜12:00、13:00〜17:00(土・日・祝祭日を除く)
健康に関する電話相談は、3月31日付けで終了いたしております。
いずれも、携帯電話、PHS、公衆電話からの通話が可能です。
《その他》
●【平成23年(2011年)東日本大震災の関連政府情報(参考)】
○首相官邸災害対策
http://www.kantei.go.jp/saigai/ ○内閣府防災情報
http://www.bousai.go.jp/ ○厚生労働省平成23年(2011年)東日本大震災関連情報
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016exl.html ○原子力安全・保安院
http://www.nisa.meti.go.jp/ ◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
センターだより
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
※平成25年度(後期10月〜)産業保健研修会予定表(「かわら版」)
を作成しました。当推進センターのホームページをご覧下さい。
研修予定:
http://www.sanpo47.jp/kensyunavi/index.cgi ■産業医研修(生涯研修)
※日医認定の産業医研修ですが、研修内容によっては、産業医以外
(事業主・産業保健スタッフ等)の方も受講可能です。
●日 時:8/22(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:失敗しない職場復帰(生涯専門2単位)
講 師:伊志嶺 隆(産業医学基幹相談員)
●日 時:10/24(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:産業医としてのコミユニケーションスキル
を磨く(生涯実地2単位)
講 師:伊志嶺 隆(産業医学基幹相談員)
●日 時:10/30(水)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター302号室(3階)
テ ー マ:産業医学事例検討会(Ⅱ)
(生涯実地研修2単位)
講 師:山本 和儀(メンタルヘルス相談員)
研修内容:
http://www.sanpo47.jp/seminar/index.cgi?mode =list&pline=0
■保健師・看護師等研修
※産業看護職向けの研修ですが、医師、衛生管理者、人事
労務担当者等の受講も可能です。
(ただし、産業医認定はありません)
●日 時:9/2(月)13:30〜15:00
場 所:産業支援センター302号室(3階)
テ ー マ:「メンタルヘルスの羅針盤」から学ぶ事例
検討2
講 師:青木 一雄(産業医学相談員)
●日 時:9/5(木)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター302号室(3階)
テ ー マ:失敗しない職場復帰
講 師:伊志嶺 隆(産業医学基幹相談員)
■衛生管理者、労務・人事担当者等研修(9月までの予定)
※衛生管理者、労務・人事担当者向けの研修ですが、医師、
事業主、保健師、看護師等も受講可能です。
(ただし、産業医認定はありません)
●日 時:8/13(火)13:30〜15:00
場 所:産業支援センター311号室(3階)
テ ー マ:衛生管理者としての事業場でのメンタルヘ
ルスの進め方
講 師:青木 一雄(産業医学相談員)
●日 時:8/27(火)18:30〜20:00
場 所:産業支援センター302号室(3階)
テ ー マ:モラルハラスメント
講 師:竹下 小夜子(メンタルヘルス特別相談員)
●日 時:8/28(水)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:衛生管理者と労働法規(2)
講 師:池間 正幸(労働関係法令特別相談員)
●日 時:8/29(木)17:00〜18:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:過重労働対策〜過労死させないために〜
講 師:平山 良克(産業医学基幹相談員)
●日 時:9/3(火)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:衛生管理者等の衛生管理活動について(1)
講 師:池間 正幸(労働関係法令特別相談員)
●日 時:9/18(水)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:衛生管理者等の衛生管理活動について(2)
講 師:池間 正幸(労働関係法令特別相談員)
●日 時:9/19(木)17:00〜18:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:精神疾患の復職時に留意すべき事項
講 師:平山 良克(産業医学相談員)
●日 時:9/25(水)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:医療機関におけるワークライフバランス
(女性の働きやすい職場は生き残れる)
講 師:仁井田 りち(メンタルヘルス特別相談員)
※ 上記研修は、当初9月26日(木)開催予定が
25日(水)開催となります。ご了承ください。
研修内容:
http://www.sanpo47.jp/seminar3/index.cgi? mode=list&pline=0
※なお、研修内容につきましては一部HPで紹介しております。
当センターでは、産業保健に関するご相談や各種研修会等を
行っておりますので下記までお問合せください。
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
相談・質問をお待ちしています
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
「沖縄産業保健推進センター」、「メンタルヘルス対策支援セン
ター」では、産業医、企業における労働衛生管理スタッフ、事業主、
労務管理者等の皆様方からご相談・ご質問を受け付けています。
電話・メール・FAXでも結構です。お手紙でも結構です。
研修申し込みの際の「申込用紙」に記載していただいても結構です。
もちろん、直接お越しいただいても結構です。
========================【編集後記】============================
8月、暦の上では7日が「立秋」だと言うが、尋常ではない猛暑
が続いている。秋の気配などとはほど遠く、「残暑見舞い」の時季
もまだまだ先のようです。
夏と言えば「第95回全国高校野球選手権大会」が8日から甲子
園球場で開幕した。沖縄県代表の「沖縄尚学高校」は春選抜の初戦
敗退の雪辱を誓い、11日(日)京都代表の「福知山成美高校」と
1回戦に望み、かろうじて初戦突破しました。
これで、一応春のリベンジができ、比嘉公也監督もさぞかし安堵
しているかと思います。次は、初出場、青森の弘前学院聖愛ですが、
今度は「倍返し」での勝利!期待しています。今度はきっと攻撃の
リズムもうまくかみ合い、貫禄勝ちとなるでしょう。でも気にかか
るのは投手陣の2段モーション、何とか修正してほしい。
また、「世界陸上」(モスクワ大会)も10日から始まっていま
す。モスクワと日本との時差が5時間あるため、テレビ放映時間は
深夜に及びます。「熱帯夜」が続く毎日一層熱い声援を送っている
ことだと思います。
テレビ観戦もいいですが、くれぐれも睡眠不足には、十分気をつ
けてご声援ください。
古城 (拝)
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
沖縄産業保健推進センター
独立行政法人 労働者健康福祉機構
産業保健推進センター沖縄事務所
〒901-0152那覇市小禄1831-1
沖縄産業支援センター2F
電話 098-859-6175 FAX 098-859-6176
http://www.sanpo47.jp/ □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■