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◆がんじゅう沖縄 Vol.69 [2013/10/10]◆ ☆☆☆
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産業保健推進センター沖縄事務所発行 ★☆★★☆
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ホームページ
http://www.sanpo47.jp/ メールアドレス sanpo47@mrj.biglobe.ne.jp
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==目 次======================
1.はじめに
2.産業保健関係情報について
3.センターだより(平成25年11月までの研修会日程)
4.相談・質問をお待ちしています
5.編集後記
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はじめに
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「命どぅ宝!健康どぅ宝」(生活習慣病予防のために)にと銘打ち、
10月29日(火)午後2時より沖縄産業支援センター1階大ホール
(那覇市小禄)にて講演会及びシンポジウムを開催いたします。
県内における健康長寿問題は、県民の最大課題といっても過言では
ありません。健康長寿の島として全国、世界に発信した沖縄県は今や
、女性の平均寿命が全国第3位、男性に至っては第30位と年々ラン
クを落としています。
巷では、さらに悪化するとの見方が有力であり、沖縄県も県知事を
筆頭に9月9日に「健康長寿おきなわ復活推進本部」を設置し、健康
・長寿をキーワードに中長期的な取り組みを進めるとのことです。
また、マスコミ関係、県医師会、協会けんぽ、沖縄労働局などもこ
の事態を憂慮し、それぞれの立場から様々な取り組みが新たに始まっ
ています。
私ども、当推進センターにおきましても、このような状況を踏まえ
産業保健相談員(研修講師)の各先生方の協力のもと、沖縄労働局健
康安全課との共催で、「講演会・シンポジウム」を開催することなり
ました。
県内で働く労働者の皆様が元気に健康で定年まで働けるように、そ
して健康長寿の復活に結びつくよう産業保健推進センター沖縄事務所
も微力ながら取り組んでいく所存です。今後ともよろしくお願いいた
します。
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● 産業保健「講演会・シンポジウム」のお知らせ ●
「生活習慣病予防のために」<命どぅ宝、健康どぅ宝>
日 時: 平成25年10月29日(火)14:00〜
場 所: 沖縄産業支援センター 大ホール(1階)
1,基調報告: 沖縄県下の労働者の健康状況
〜健康長寿を取り戻すために、まず知っておくこと〜
○講 師:琉球大学保健管理センター
准教授 崎間 敦 先生
2,シンポジウム:全国最悪の定期健康診断有所見率の改善に向けて
○座 長 : 琉球大学大学院医学研究科 衛生学・公衆衛生
学講座
教授 青木 一雄 先生
○シンポジスト
1.沖縄労働局 健康安全課長 夏井 智毅
2.全国健康保険協会沖縄支部
保健師 新垣 清乃
3.沖縄県医師会担当理事
(社会医療法人かりゆし会:理事長)
医師 安里 哲好
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産業保健関係情報について
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《産業保健関係情報》
●【平成24年「労働安全衛生特別調査(健康状況調査)結果公表】
厚生労働省では、「平成24年労働安全衛生特別調査(労働者健康
状況調査)」の結果をとりまとめ、公表しました。
それによると、メンタルヘルスケアに取り組んでいる事業所は47
%、定期健康診断を実施した事業所は92%となっている。
また、現在の仕事や職業生活に関して強い不安、悩み、ストレスを
感じる事柄がある労働者は61%となっている。
詳細については、下記URLをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/h24-46-50_04.pdf ●【働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」について】
厚生労働省の委託により、(社)日本産業カウンセラー協会におい
て、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」が開設
されています。
「15分でわかるセルフケア」や「15分でわかるラインによるケア」
などを活用して自発的な学習と「管理監督者」学習をしましょう。
ぜひ、下記URLにてご確認ください。
当センターのホームページにもリンクされています。
http://kokoro.mhlw.go.jp/ 《行政関係情報》
●【化学物質による健康障害を防止するための指針が策定されました。】
(厚生労働省)
「労働安全衛生法の規定に基づき厚生労働大臣が定める化学物質による
健康障害を防止するための指針」いわゆる「がん原性指針」が策定され
公表されました。
労働者がこの物質に長期間ばく露された場合に、がんを生じる可能性が
否定できないことから指針により指導することとしています。
詳しくは、下記URLをご参照ください。(安全衛生関係リ−フレ
ット等一覧)
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/ 【平成25年度「全国労働衛生週間」のスローガンについて】
今年度のスローガンは「健康管理 進める 広げる 職場から」と決
まりました。
本週間は、労働衛生に関する意識を高揚させ、事業場における自主的
労働衛生活動の定着を図るため、全国で展開されます。
また、その衛生週間準備期間の9月を「職場の健康診断実
施強化月間」と位置付け、労働者の健康管理(受診)について、改めて
徹底を図ることとしています。
詳しくは下記のURLをご覧ください。
http://mie-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/news_topics/topics/ topik 2013/119574.html
●【平成24年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況について】
厚生労働省は、平成24年度の「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償
状況」を取りまとめ、公表した。
注目すべきは、精神障害に関する請求件数が1,257件で、過労死など
の請求件数842件を大きく上回ったこと、支給決定件数は475件で
過去最多となっている。
詳しくは、下記URLをご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000034xn0.html ●【職場における腰痛予防対策指針が改訂されました】
この腰痛予防対策指針の改訂は実に19年ぶりです。
最近腰痛が多発している「社会福祉施設」(老人介護など)における介
護作業にも適用を拡大しました。
詳しくは、下記URLをご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/youtsuushishin.html ●【原発作業従事者の方の健康相談窓口について】
県内においても、東電福島第1原発緊急作業従事者が多く見られるこ
とから、これらの方々に対応するため相談窓口が「那覇市医師会・生活
習慣病健診センター」に設けられました。
放射線被ばくによる心身の健康に不安を感じる労働者の皆さんは是非
ご相談ください。
詳細につきましては、下記URLをご確認ください。
http://www.zeneiren.or.jp/pdf/120316.pdf ●【「第12次労働災害防止計画」がいよいよスタートします】
〜平成25年4月からの中期5か年計画〜
厚生労働省の労働政策審議会は、平成25年2月15日、労働災害減
少のために国が今後5年間にわたって重点的に取り組む事項を定めた
「第12次労働災害防止計画(案)」について答申しました。
沖縄労働局が発表した「第12次労働災害防止計画」(県内版)も併
せてご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002v7ud.html http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa- roudoukyoku/ken-an/H25/250531houdou/12saibouplan.pdf
《「沖縄労働局」情報》
●【職場の健康づくりを応援します!】(応援サイトの活用を!)
沖縄労働局では、2年連続で有所見率が全国最悪の状況を危惧し、
ホームページに「職場の健康づくり応援サイト」を立ち上げました。
企業における健康づくりの取り組み事例や健康コラムなどを掲載して
おります。是非一読ください。
詳細は下記URL(沖縄労働局)にて閲覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_ tetsuzuki/anzen_eisei/eiseikankei.html
●【沖縄県最低賃金、時間給664円!】(8月28日結審)
沖縄県最低賃金審議会(会長 宮国 英男)は、8月28日、県内
の地域別最低賃金額を時間額で、653円から664円(プラス11
円)にすることを決定した。沖縄労働局長は、この答申により、所定
の手続き等を経て決定する。「平成25年10月26日」からの効力
発生(予定)である。
詳細は、下記URL(沖縄労働局)をご覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa- roudoukyoku/chingin/H25/250828kouji.pdf
●【有所見率が2年連続で全国最悪の事態!】
労働局は7月30日付けで「平成24年の職場における定期健康診
断結果」を発表しました。
それによると、健康診断の結果が「要観察」や「要精密検査」など
の異常所見と判断された方の割合が約64%ということであった。
これは、昨年の65パーセントで全国ワースト1に続き、2年連続
での最悪な結果となっています。
また、健診項目別に見ると、血中脂質、肝機能、血圧の順となって
おり、いづれも生活習慣病の要因とされるものが高い率となっている。
詳しい内容については、下記「沖縄労働局ホームページ」をご覧く
ださい。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/ ●【平成25年10月1日から1,2ージクロロプロパンについて健康
障害防止措置が義務付けられます(一部経過措置あり)】
労働者の健康障害防止に関するリスク評価の結果に基づき、発ガン
のおそれのある物質として特定化学物質障害予防規則の措置対象物質
に追加されます。
下記URLをご覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa- roudoukyoku/ken-an/H25/kagakubushitu-jikuroropuropan.pdf
《東日本大震災支援対策情報》
●【東日本大震災に係る電話相談窓口】
独立行政法人労働者健康福祉機構では、引き続き東日本大震災に伴
うフリーダイヤル電話相談窓口を設置しております。
メンタルヘルスに関する電話相談(全国共通フリーダイヤル)
0120−226−272
9:00〜12:00、13:00〜17:00(土・日・祝祭日を除く)
健康に関する電話相談は、3月31日付けで終了いたしております。
いずれも、携帯電話、PHS、公衆電話からの通話が可能です。
《その他》
●【平成23年(2011年)東日本大震災の関連政府情報(参考)】
○首相官邸災害対策
http://www.kantei.go.jp/saigai/ ○内閣府防災情報
http://www.bousai.go.jp/ ○厚生労働省平成23年(2011年)東日本大震災関連情報
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016exl.html ○原子力安全・保安院
http://www.nisa.meti.go.jp/ ◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
センターだより
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※平成25年度(後期10月〜)産業保健研修会予定表(「かわら版」)
を作成しました。当推進センターのホームページをご覧下さい。
研修予定:
http://www.sanpo47.jp/kensyunavi/index.cgi ■産業医研修(生涯研修)
※日医認定の産業医研修ですが、研修内容によっては、産業医以外
(事業主・産業保健スタッフ等)の方も受講可能です。
●日 時:10/24(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:産業医としてのコミユニケーションスキル
を磨く(生涯実地研修2単位)
講 師:伊志嶺 隆(産業医学基幹相談員)
●日 時:10/30(水)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター302号室(3階)
テ ー マ:産業医学事例検討会(Ⅱ)
(生涯実地研修2単位)
講 師:山本 和儀(メンタルヘルス相談員)
※ 11月の研修予定はありません。
研修内容:
http://www.sanpo47.jp/seminar/index.cgi?mode =list&pline=0
■保健師・看護師等研修
※産業看護職向けの研修ですが、医師、衛生管理者、人事
労務担当者等の受講も可能です。
(ただし、産業医認定はありません)
<10月、11月の研修予定はありません。>
■衛生管理者、労務・人事担当者等研修
※衛生管理者、労務・人事担当者向けの研修ですが、医師、
事業主、保健師、看護師等も受講可能です。
(ただし、産業医認定はありません)
●日 時:10/23(水)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター304号室(3階)
テ ー マ:メンタルヘルス事例 休職・復職の具体例
から学ぶ
講 師:仁井田 りち(メンタルヘルス特別相談員)
●日 時:10/28(月)18:00〜19:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:リスクアセスメントとマネジメントシステム
講 師:伊波 恒雄(産業医学特別相談員)
●日 時:11/6(水)18:00〜19:30
場 所:産業支援センター307号室(3階)
テ ー マ:衛生委員会と職場巡視の活性化
講 師:宇野 司(産業医学特別相談員)
※この研修は10月7日(月)開催予定の研修が
台風24号接近のため、延期されたものです。
●日 時:11/13(水)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:労働衛生のしおりから
講 師:伊波 恒雄(産業医学特別相談員)
●日 時:11/26(火)18:30〜20:00
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:ストレスと心血管病
講 師:崎間 敦(産業医学特別相談員)
●日 時:11/27(水)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター302号室(3階)
テ ー マ:ストレスチェックと職場環境
講 師:山本 和儀(メンタルヘルス相談員)
研修内容:
http://www.sanpo47.jp/seminar3/index.cgi? mode=list&pline=0
※なお、研修内容につきましては一部HPで紹介しております。
当センターでは、産業保健に関するご相談や各種研修会等を
行っておりますので下記までお問合せください。
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相談・質問をお待ちしています
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「沖縄産業保健推進センター」、「メンタルヘルス対策支援セン
ター」では、産業医、企業における労働衛生管理スタッフ、事業主、
労務管理者等の皆様方からご相談・ご質問を受け付けています。
電話・メール・FAXでも結構です。お手紙でも結構です。
========================【編集後記】============================
10月5日(土)、7日(月)は台風23号、24号が立て続けに
来襲しましたが、そのため当推進センターの10月7日(月)開催の
「衛生管理者等研修」が残念ながら中止となってしまいました。
沖縄の場合、台風は毎年のことで慣れているのですが、今回のよう
に時速35キロでばく進してくる台風は久々であり、あっという間に
奄美大島に達してしまい、いささか拍子抜けの感もしました。
9月開催の研修は特に台風発生を気にしていましたが、まさか10
月に入って中止することになるとは思いませんでした。
今回は暴風警報も出て、学校関係も早々と休校を決定し、路線バス
も午後にはストップするということで、研修中止をすばやく決断でき
たのは幸いでした。おかげで、受講予定者に連絡ができ何ら混乱もな
く対処することができました。(11月に延期となりました。)
これが、時速が遅く進路コースも微妙な場合は、その判断に苦しむ
ところです。何事にも決断力は必要ですが、その決断の早さも、正確
な情報等がなければ迷いが生じ、謝った判断を生み、混乱を増大する
ことになるかもしれません。
それにしても、猛暑や豪雨、洪水、竜巻など局地的な異常気象現象
に世界中が被災しています。やはり地球温暖化が原因でしょうか?
温暖化の影響で海面の温度が高いため、今後も数個の台風発生が予
想されています。今月いっぱいは台風一過でほっとするのは無理かも
しれません。
古城 (拝)
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沖縄産業保健推進センター
独立行政法人 労働者健康福祉機構
産業保健推進センター沖縄事務所
〒901-0152那覇市小禄1831-1
沖縄産業支援センター2F
電話 098-859-6175 FAX 098-859-6176
http://www.sanpo47.jp/ □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■