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◆がんじゅう沖縄 Vol.70 [2013/11/11]◆ ☆☆☆
★★★★
産業保健推進センター沖縄事務所発行 ★☆★★☆
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ホームページ http://www.sanpo47.jp/
メールアドレス sanpo47@mrj.biglobe.ne.jp
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==目 次======================
1.はじめに
2.産業保健関係情報について
3.センターだより(平成25年12月までの研修会日程)
4.相談・質問をお待ちしています
5.編集後記
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はじめに
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パワハラ労災請求が増加中! 大きな企業損失です。
厚生労働省の平成24年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償
状況については、前号にも掲載したとおり、精神障害に係る請求が
急増していることが明らかになりました。
さらに、平成24年度に各都道府県労働局で受付した民事上の個
別労働紛争相談のうち、いじめ、嫌がらせの件数は約5万1千件と
解雇等の件数をわずかに上回り、トップとなっています。この数字
から「上司とのトラブル」や「いじめ・嫌がらせ・暴行」など職場
の人間関係がかなり悪化していることが伺えます。
厚生労働省でも「いじめ・いやがらせ」問題に関し資料を作成し
啓蒙活動を推進していますが、さらに委託事業として「みんなでな
くそう! 職場のパワーハラスメント あかるい職場応援団」のサ
イトを立ち上げています。
パワハラ防止対策、取り組み事例、裁判の判例、パワハラストレ
スチェックリスト(管理者用、個人用)など、役に立つ解りやすい
ものになっています。是非、ご活用ください。
メンタル不調の問題は、本人だけの問題ではなく職場環境の悪化
、労働意欲の減退を招くなど企業にとって大きな損失となります。
詳しい情報は下記URLをご覧ください。
http://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/
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● ● [経営シンポジウム]のご案内 ● ●
※ 健康経営で企業も社員も長寿!!!!※
日 時: 平成25年11月25日(月)13:30〜16:00
場 所: 国立劇場おきなわ小ホール(浦添市勢理客)
1,基調講演:
「健康経営の推進による社会経済の「全体最適」の実現」
○講 師:東京大学 政策ビジョン研究センター
特任教授 尾形 裕也 先生
2,パネルディスカッション:
○花王株式会社人材開発部門健康開発推進部長
豊澤 敏明氏
○一般社団法人 沖縄県経営者協会会長
安里 昌利氏
○沖縄県医師会理事 玉井 修氏 ほか
参加申し込み、お問い合わせ等は「沖縄労働局 健康安全課」
電話:098-868-4402までお願いします。
詳しくは 下記URLをご覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa
-roudoukyoku/ken-an/H25/keieishinnponogoannai.pdf
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産業保健関係情報について
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《産業保健関係情報》
●【平成24年「労働安全衛生特別調査(健康状況調査)結果公表】
厚生労働省では、「平成24年労働安全衛生特別調査(労働者健康
状況調査)」の結果をとりまとめ、公表しました。
それによると、メンタルヘルスケアに取り組んでいる事業所は47
%、定期健康診断を実施した事業所は92%となっている。
また、現在の仕事や職業生活に関して強い不安、悩み、ストレスを
感じる事柄がある労働者は61%となっている。
詳細については、下記URLをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/h24-46-50_04.pdf
●【働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」について】
厚生労働省の委託により、(社)日本産業カウンセラー協会におい
て、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」が開設
されています。
「15分でわかるセルフケア」や「15分でわかるラインによるケア」
などを活用して自発的な学習と「管理監督者」学習をしましょう。
ぜひ、下記URLにてご確認ください。
当センターのホームページにもリンクされています。
http://kokoro.mhlw.go.jp/
《行政関係情報》
●【化学物質による健康障害を防止するための指針が策定されました。】
(厚生労働省)
「労働安全衛生法の規定に基づき厚生労働大臣が定める化学物質による
健康障害を防止するための指針」いわゆる「がん原性指針」が策定され
公表されました。
労働者がこの物質に長期間ばく露された場合に、がんを生じる可能性が
否定できないことから指針により指導することとしています。
詳しくは、下記URLをご参照ください。(安全衛生関係リ−フレ
ット等一覧)
http:http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/
●【65歳までの高年齢者の雇用状況 沖縄は85%が実施】
厚生労働省「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」では65歳
までの安定した雇用確保を図るため、企業に「定年の廃止」、「定年
の年齢引き上げ」、「継続雇用制度の導入」のいずれかの措置を講じ
るよう義務づけています。また毎年6月1日現在の高年齢者の雇用状
況の報告を求めています。沖縄労働局では、10月30日県内におけ
る集計結果を公表しました。
詳しくは下記URL(沖縄労働局)でご覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa-
roudoukyoku/taisaku/H25/251030houdou.pdf
全国の状況はこちらURL(厚生労働省)でご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000027435.html
●【「健康寿命をのばそう!アワード」表彰式:東京 】
厚生労働省は11月11日(月)、健康づくりについて優れた取組を
行う企業などを讃える表彰式を都内で開催します。
これは、国民の生活習慣を改善し、健康寿命を延ばすための運動「
スマートライフプロジェクト」の一環としての表彰制度です。
詳しくは下記URLをご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000028342.html
●【職場における腰痛予防対策指針が改訂されました】
この腰痛予防対策指針の改訂は実に19年ぶりです。
最近腰痛が多発している「社会福祉施設」(老人介護など)における介
護作業にも適用を拡大しました。
詳しくは、下記URLをご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/youtsuushishin.html
●【原発作業従事者の方の健康相談窓口について】
県内においても、東電福島第1原発緊急作業従事者が多く見られるこ
とから、これらの方々に対応するため相談窓口が「那覇市医師会・生活
習慣病健診センター」に設けられました。
放射線被ばくによる心身の健康に不安を感じる労働者の皆さんは是非
ご相談ください。
詳細につきましては、下記URLをご確認ください。
http://www.zeneiren.or.jp/pdf/120316.pdf
●【「第12次労働災害防止計画」がいよいよスタートします】
〜平成25年4月からの中期5か年計画〜
厚生労働省の労働政策審議会は、平成25年2月15日、労働災害減
少のために国が今後5年間にわたって重点的に取り組む事項を定めた
「第12次労働災害防止計画(案)」について答申しました。
沖縄労働局が発表した「第12次労働災害防止計画」(県内版)も併
せてご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002v7ud.html
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa-
roudoukyoku/ken-an/H25/250531houdou/12saibouplan.pdf
《「沖縄労働局」情報》
●【職場の健康づくりを応援します!】(応援サイトの活用を!)
沖縄労働局では、2年連続で有所見率が全国最悪の状況を危惧し、
ホームページに「職場の健康づくり応援サイト」を立ち上げました。
企業における健康づくりの取り組み事例や健康コラムなどを掲載し
ております。是非一読ください。
詳細は下記URL(沖縄労働局)にて閲覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_
tetsuzuki/anzen_eisei/eiseikankei.html
●【沖縄県最低賃金、時間給664円!】
沖縄県地域別最低賃金額は時間額で、653円から664円(プ
ラス11円)に決定され平成25年10月26日(土)から効力発生
となりました。また、特定(産業別)最低賃金も所定の手続き等を
経てそれぞれ決定されます。(糖類製造業などの6産業)
詳細は、下記URL(沖縄労働局)をご覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_
tetsuzuki/saiteichingin/_119789.html
●【有所見率が2年連続で全国最悪の事態!】
労働局は7月30日付けで「平成24年の職場における定期健康診
断結果」を発表しました。
それによると、健康診断の結果が「要観察」や「要精密検査」など
の異常所見と判断された方の割合が約64%ということであった。
これは、昨年の65パーセントで全国ワースト1に続き、2年連続
での最悪な結果となっています。
また、健診項目別に見ると、血中脂質、肝機能、血圧の順となって
おり、いづれも生活習慣病の要因とされるものが高い率となっている。
詳しい内容については、下記「ホームページ」をご覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/
●【平成25年10月1日から1,2ージクロロプロパンについて健康
障害防止措置が義務付けられます(一部経過措置あり)】
労働者の健康障害防止に関するリスク評価の結果に基づき、発ガン
のおそれのある物質として特定化学物質障害予防規則の措置対象物質
に追加されます。
下記URLをご覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa-
roudoukyoku/ken-an/H25/kagakubushitu-jikuroropuropan.pdf
《東日本大震災支援対策情報》
●【東日本大震災に係る電話相談窓口】
独立行政法人労働者健康福祉機構では、引き続き東日本大震災に伴
うフリーダイヤル電話相談窓口を設置しております。
メンタルヘルスに関する電話相談(全国共通フリーダイヤル)
0120−226−272
9:00〜12:00、13:00〜17:00(土・日・祝祭日を除く)
健康に関する電話相談は、3月31日付けで終了いたしております。
いずれも、携帯電話、PHS、公衆電話からの通話が可能です。
《その他》
●【平成23年(2011年)東日本大震災の関連政府情報(参考)】
○首相官邸災害対策
http://www.kantei.go.jp/saigai/
○内閣府防災情報
http://www.bousai.go.jp/
○厚生労働省平成23年(2011年)東日本大震災関連情報
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016exl.html
○原子力安全・保安院
http://www.nisa.meti.go.jp/
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センターだより
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※平成25年度(後期10月〜)産業保健研修会予定表(「かわら版」)
を作成しました。当推進センターのホームページをご覧下さい。
○研修予定表: http://www.sanpo47.jp/kensyunavi/index.cgi
■産業医研修(生涯研修)
※日医認定の産業医研修ですが、研修内容によっては、産業医以外
(事業主・産業保健スタッフ等)の方も受講可能です。
●日 時:12/10(火)18:30〜20:00
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:ストレスと循環器疾患
講 師:崎間 敦(産業医学特別相談員)
(生涯専門研修2単位)
●日 時:12/12(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:カウンセリング技法
(生涯専門研修2単位)
講 師:福地 孝(カウンセリング相談員)
(平成26年開催)
●日 時:1/30(木)15:00〜17:00
場 所:沖縄電力(株)具志川火力発電所
(うるま市字宇堅657番地)
テ ー マ:職場巡視の進め方(実地)
(生涯実地研修2単位)
講 師:伊志嶺 隆(産業医学相談員)
平山 良克(産業医学相談員)
※ 当日は現地集合、現地解散となりますので沖縄電力
HP等でご確認ください。
集合時間は14:45厳守とします。(正門前)
研修内容:http://www.sanpo47.jp/seminar/index.cgi?mode
=list&pline=0
■保健師・看護師等研修
※産業看護職向けの研修ですが、医師、衛生管理者、人事
労務担当者等の受講も可能です。
(ただし、産業医認定はありません)
●日 時:12/3(火)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター302号室(3階)
テ ー マ:セクハラ被害者の心理と対応
講 師:竹下 小夜子(メンタルヘルス特別相談員)
※(お願い)受講希望者が少なくて困っています。※
職場や、行政機関、地方自治体等でメンタルヘルス対策
(パワハラ・セクハラ)に従事していらっしゃる皆様方、
是非ご参加ください。
■衛生管理者、労務・人事担当者等研修
※衛生管理者、労務・人事担当者向けの研修ですが、医師、
事業主、保健師、看護師等も受講可能です。
(ただし、産業医認定はありません。)
●日 時:11/13(水)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:労働衛生のしおりから
講 師:伊波 恒雄(産業医学特別相談員)
●日 時:11/26(火)18:30〜20:00
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:ストレスと心血管病
講 師:崎間 敦(産業医学特別相談員)
●日 時:11/27(水)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター302号室(3階)
テ ー マ:ストレスチェックと職場環境
講 師:山本 和儀(メンタルヘルス相談員)
●日 時:12/5(木)18:00〜19:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:職場で取り組むメンタルヘルス講習
講 師:宇野 司(産業医学特別相談員)
●日 時:12/11(水)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:新型インフルエンザは来るのか
講 師:伊波 恒雄(産業医学特別相談員)
研修内容:http://www.sanpo47.jp/seminar3/index.cgi?
mode=list&pline=0
※なお、研修内容につきましては一部HPで紹介しております。
当センターでは、産業保健に関するご相談や各種研修会等を
行っておりますので下記までお問合せください。
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相談・質問をお待ちしています
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「沖縄産業保健推進センター」、「メンタルヘルス対策支援セン
ター」では、産業医、企業における労働衛生管理スタッフ、事業主、
労務管理者等の皆様方からご相談・ご質問を受け付けています。
電話・メール・FAXでも結構です。お手紙でも結構です。
========================【編集後記】============================
10月29日(火)開催の産業保健シンポジウムには多くの皆様方
のご参加をいただきまして、ありがとうございます。この場をお借り
しまして御礼申し上げます。
お陰様で、スタッフ、シンポジスト(先生方)を除きまして85名
の参加となりました。目標よりは少なかったものの、職場で健康づく
りに奮闘している保健師さん、看護師さん、安全衛生管理者の皆さん
また、人事労務担当者の皆さんが真剣に話を聞いて頂いたことは大変
有意義なシンポジウムだったのではと、手前みそではありますが満足
し、ほっとしているところです。
産業保健推進センターとしては、初の取り組みでしたので日頃開催
している研修とは違って心配でしたが何とか成功裡に終えることがで
きました。また、新聞マスコミも大きく報道して頂いたことにも感謝
しています。
このシンポジウムが、職場における健康管理の取り組みを少しでも
後押しすることができれば幸いです。今回参加できなかった上司の方
や事業主の皆様にも、県内の働くお父さん、お母さんの健康状態が今、
どうなっているのかということを認識いただき、「職場の健康診断」
をただの健康診断に終わらせるのではなく、健康づくりの第1歩に結
びつけるよう、お願いするものです。
もし健診項目に何らかの異常があれば、重症化する前に再検査や受
診という次のステップにいくかどうかが重要な分かれ目です。是非、
会社ぐるみで健康職場づくりを推進していきましょう。
当推進センターも微力ながら、お手伝いしたいと考えています。
最後に、久々に参加させてもらった9月13日開催の宮古地区労働
衛生大会で採択された「大会宣言」の一部を紹介します。
「健康であれば 人に勝る」(健康であれば、仕事に十分な能力が発
揮できる。:実際はミヤークウツで「ガンズゥー サ ア ピストゥ
マサイ」と書かれていました。)
古城 (拝)
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沖縄産業保健推進センター
独立行政法人 労働者健康福祉機構
産業保健推進センター沖縄事務所
〒901-0152那覇市小禄1831-1
沖縄産業支援センター2F
電話 098-859-6175 FAX 098-859-6176
http://www.sanpo47.jp/
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