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◆がんじゅう沖縄 Vol.71 [2013/12/10]◆ ☆☆☆
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産業保健推進センター沖縄事務所発行 ★☆★★☆
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ホームページ
http://www.sanpo47.jp/ メールアドレス sanpo47@mrj.biglobe.ne.jp
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==目 次======================
1.はじめに
2.産業保健関係情報について
3.センターだより(平成26年2月までの研修会日程)
4.相談・質問をお待ちしています
5.編集後記
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はじめに
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{ ストレスチェック研修事業}(厚労省)を実施しています!
厚生労働省の委託事業として「ストレスチェック等を行う医師や
保健師等に対する研修事業」を実施しています。
その1環として、11月19日(火)に「メンタルヘルス対策
・介護職研修会」が開催されました。
南は石垣市、北は国頭郡本部町などから、介護施設(特別養護老
人ホームなど)で働く介護福祉士、介護士、看護師、保健師、衛生
管理者等が集いました。
メンタルヘルス対策に係る研修会ですが、グループ討議では、職
場が抱える多くの問題が出されました。
若年者が定着しないこと、腰痛の職員が多いこと、将来の展望が
見いだせないこと、僻地に点在する施設では求人すら難しいなど、
本題のメンタルヘルス対策では、メンタル不調から、休職する職
員の職場復帰の問題、休職後に退職していく職員の実態などが明ら
かになりました。
また、事例発表では、「メンタルで病休者や、休職者が出てから
は、どんなに頑張っても限界があり、その前の予防策をどう考えて
対処するかが大事だ」との意見や、事業所内部の問題として、「担
当部所の直属の上司が理解があり、十分認識しているかどうかが大
きな問題」との指摘もありました。
グループワークでは、職場における状況、今抱えている問題、対
応の仕方、など様々な意見が出されました。あるグループからは、
① 周りの者の気づきも大切だが、本人が早めに自発的に相談す
ることが最も大事である。
② メンタル不調を「怠け者」と受け止めないで対応すること。
③ 仲間の意識をメンタルヘルス研修などの機会をもって変えて
いくこと。
④ 現在、不調者がいなくても、すぐに対応できる体制を整備す
ることが必要である。
など、各グループから貴重な意見が発表されました。
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産業保健関係情報について
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《産業保健関係情報》
●【受動喫煙防止対策:助成金などの各種支援事業について】
受動喫煙防止対策助成金は、職場での受動喫煙を防止するために、
喫煙室を新たに設置する際などに、その費用を助成するものです。
※ 対象事業主を全ての平成業種に拡大するなど、平成25年度
から助成金制度が使いやすくなりました。
詳しくは下記URlをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/jigyousya/kitsuenboushi/ ●【働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」について】
厚生労働省の委託により、(社)日本産業カウンセラー協会におい
て、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」が開設
されています。
「15分でわかるセルフケア」や「15分でわかるラインによるケア」
などを活用して自発的な学習と「管理監督者」学習をしましょう。
ぜひ、下記URLにてご確認ください。
当センターのホームページにもリンクされています。
http://kokoro.mhlw.go.jp/ 《行政関係情報》
●【化学物質による健康障害を防止するための指針が策定されました。】
(厚生労働省)
「労働安全衛生法の規定に基づき厚生労働大臣が定める化学物質による
健康障害を防止するための指針」いわゆる「がん原性指針」が策定され
公表されました。
労働者がこの物質に長期間ばく露された場合に、がんを生じる可能性が
否定できないことから指針により指導することとしています。
詳しくは、下記URLをご参照ください。(安全衛生関係リ−フレ
ット等一覧)
http:
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/ ●【65歳までの高年齢者の雇用状況 沖縄は85%が実施】
厚生労働省「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」では65歳
までの安定した雇用確保を図るため、企業に「定年の廃止」、「定年
の年齢引き上げ」、「継続雇用制度の導入」のいずれかの措置を講じ
るよう義務づけています。また毎年6月1日現在の高年齢者の雇用状
況の報告を求めています。沖縄労働局では、10月30日県内におけ
る集計結果を公表しました。
詳しくは下記URL(沖縄労働局)でご覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa- roudoukyoku/taisaku/H25/251030houdou.pdf
全国の状況はこちらURL(厚生労働省)でご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000027435.html ●【職場における腰痛予防対策指針が改訂されました】
この腰痛予防対策指針の改訂は実に19年ぶりです。
最近腰痛が多発している「社会福祉施設」(老人介護など)における介
護作業にも適用を拡大しました。
詳しくは、下記URLをご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/youtsuushishin.html ●【原発作業従事者の方の健康相談窓口について】
県内においても、東電福島第1原発緊急作業従事者が多く見られるこ
とから、これらの方々に対応するため相談窓口が「那覇市医師会・生活
習慣病健診センター」に設けられました。
放射線被ばくによる心身の健康に不安を感じる労働者の皆さんは是非
ご相談ください。
詳細につきましては、下記URLをご確認ください。
http://www.zeneiren.or.jp/pdf/120316.pdf 《「沖縄労働局」情報》
●【職場の健康づくりを応援します!】(応援サイトの活用を!)
沖縄労働局では、2年連続で有所見率が全国最悪の状況を危惧し、
ホームページに「職場の健康づくり応援サイト」を立ち上げました。
企業における健康づくりの取り組み事例や健康コラムなどを掲載し
ております。是非一読ください。
詳細は下記URL(沖縄労働局)にて閲覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_ tetsuzuki/anzen_eisei/eiseikankei.html
●【沖縄県最低賃金、時間給664円!】
沖縄県地域別最低賃金額は時間額で、653円から664円(プ
ラス11円)に決定され平成25年10月26日(土)から効力発生
となりました。また、特定(産業別)最低賃金も所定の手続き等を
経てそれぞれ決定されます。(糖類製造業などの6産業)
詳細は、下記URL(沖縄労働局)をご覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_ tetsuzuki/saiteichingin/_119789.html
●【総合労働相談件数が過去最高(平成25年度上半期)!】
沖縄労働局は11月29日付けで「平成25年上期の総合労働相談
コーナーの相談件数」を記者発表しました。
それによると、労働相談件数は5,089件となり、制度が発足し
た平成13年以来、半期毎の件数では過去最高となった。
また、個別労働関係紛争相談は、1,680件で、前年同期(平成
24年上期)より22件増加した。
内訳は、「解雇」429件、「いじめ・嫌がらせ」(パワハラも含
む)が258件、となっている。
詳しい内容については、下記「ホームページ」をご覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa- roudoukyoku/kikaku/H25/251129houdou.pdf
《東日本大震災支援対策情報》
●【東日本大震災に係る電話相談窓口】
独立行政法人労働者健康福祉機構では、引き続き東日本大震災に伴
うフリーダイヤル電話相談窓口を設置しております。
メンタルヘルスに関する電話相談(全国共通フリーダイヤル)
0120−226−272
9:00〜12:00、13:00〜17:00(土・日・祝祭日を除く)
健康に関する電話相談は、3月31日付けで終了いたしております。
いずれも、携帯電話、PHS、公衆電話からの通話が可能です。
《その他》
●【平成23年(2011年)東日本大震災の関連政府情報(参考)】
○首相官邸災害対策
http://www.kantei.go.jp/saigai/ ○内閣府防災情報
http://www.bousai.go.jp/ ○厚生労働省平成23年(2011年)東日本大震災関連情報
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016exl.html ○原子力安全・保安院
http://www.nisa.meti.go.jp/ ◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
センターだより
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※平成25年度(後期10月〜)産業保健研修会予定表(「かわら版」)
を作成しました。当推進センターのホームページをご覧下さい。
○研修予定表:
http://www.sanpo47.jp/kensyunavi/index.cgi ■産業医研修(生涯研修)
※日医認定の産業医研修ですが、研修内容によっては、産業医以外
(事業主・産業保健スタッフ等)の方も受講可能です。
●日 時:12/10(火)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:ストレスと循環器疾患
講 師:崎間 敦(産業医学特別相談員)
(生涯専門研修2単位)
●日 時:12/12(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:カウンセリング技法
(生涯専門研修2単位)
講 師:福地 孝(カウンセリング相談員)
(※ 平成26年開催)
●日 時:1/22(水)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:労働安全衛生法における安全衛生管理体制
(生涯更新研修2単位)
講 師:池間 正幸(労働関係法令特別相談員)
●日 時:1/29(水)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター302号室(3階)
テ ー マ:職域における睡眠医学とメンタルヘルス
(生涯専門研修2単位)
講 師:山本 和儀(メンタルヘルス相談員)
●日 時:1/30(木)15:00〜17:00
場 所:沖縄電力(株)具志川火力発電所内
(うるま市字宇堅657番地)
※「発電所」構内巡視に適した服装でご参加
ください。(スカートやハイヒール等は不
可です。)
テ ー マ:職場巡視の進め方(実地研修)
(生涯実地研修2単位)
講 師:伊志嶺 隆(産業医学相談員)
平山 良克(産業医学相談員)
※ 当日は現地集合、現地解散となりますので沖縄電力
HP等で所在地(地図)をご確認ください。
集合時間は14:45厳守とします。(正門前)
※※※(産業医限定:定員30名)※※※
●日 時:2/7(金)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:労働安全衛生法における衛生委員会
(生涯更新研修2単位)
講 師:池間 正幸(労働関係法令特別相談員)
●日 時:2/13(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:有害作業と特殊健診
(生涯専門研修2単位)
講 師:伊波 恒雄(産業医学特別相談員)
●日 時:2/20(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:労働基準法・安全衛生法の主要条項の
解説(生涯更新研修2単位)
講 師:池間 正幸(労働関係法令特別相談員)
研修内容:
http://www.sanpo47.jp/seminar/index.cgi?mode =list&pline=0
■保健師・看護師等研修
※産業看護職向けの研修ですが、医師、衛生管理者、人事
労務担当者等の受講も可能です。
(ただし、産業医認定はありません)
●日 時:2/4(火)13:30〜15:00
場 所:産業支援センター302号室(3階)
テ ー マ:モラルハラスメント
講 師:竹下 小夜子(メンタルヘルス特別相談員)
●日 時:2/26(水)14:00〜16:00
場 所:産業支援センター302号室(3階)
テ ー マ:性同一性障害とセックスカウンセリング
講 師:山本 和儀(メンタルヘルス相談員)
■衛生管理者、労務・人事担当者等研修
※衛生管理者、労務・人事担当者向けの研修ですが、医師、
事業主、保健師、看護師等も受講可能です。
(ただし、産業医認定はありません。)
●日 時:12/11(水)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:新型インフルエンザは来るのか
講 師:伊波 恒雄(産業医学特別相談員)
●日 時:1/15(水)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター309号室(3階)
テ ー マ:受動喫煙対策の課題
講 師:伊波 恒雄(産業医学特別相談員)
●日 時:1/16(木)15:00〜16:30
場 所:産業支援センター309号室(3階)
テ ー マ:産業医としてのメンタルヘルス対策
への関わり方
講 師:伊志嶺 隆(産業医学相談員)
●日 時:2/6(木)17:00〜18:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:企業における新型インフルエンザ対策
講 師:平山 良克(産業医学相談員)
研修内容:
http://www.sanpo47.jp/seminar3/index.cgi? mode=list&pline=0
※なお、研修内容につきましては一部HPで紹介しております。
当センターでは、産業保健に関するご相談や各種研修会等を
行っておりますので下記までお問合せください。
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相談・質問をお待ちしています
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
「沖縄産業保健推進センター」、「メンタルヘルス対策支援セン
ター」では、産業医、企業における労働衛生管理スタッフ、事業主、
労務管理者等の皆様方からご相談・ご質問を受け付けています。
電話・メール・FAXでも結構です。お手紙でも結構です。
========================【編集後記】============================
先週12月6日(金)、うるま市の沖縄電力(株)具志川発電所に
行ってきました。来月1月30日(木)予定の産業医研修「職場巡視」
の現場を見てきました。火力発電所に入るのは初めてなので、その規
模の大きさに、びっくりでした。産業医研修の下準備のための訪問で
したが、構内のいたるところが興味深いものであふれており、さなが
ら会社見学のようになってしまいました。
案内役は沖縄電力(株)の産業医、平山 良克先生でした。うるま
市に「平山産業医事務所」を開設して6年になるかと思いますが、県
内の産業医の中心的役割を担っている先生です。当推進センターの創
設時から「基幹相談員」として各種「研修会」の講師を務めており、
県内事業場の「産業医」を専業とする数少ない先生です。
当日の研修は伊志嶺整形外科(産業医)の伊志嶺 隆先生も加わり、
中身の濃いものになることと存じます。
今回の「事業場巡視」の産業医研修は実地、実践的研修であり、年
に1回しか開催しない産業医限定の研修ですので、多くの産業医の先
生方が参加いただきますようよろしくお願いします。
古城 (拝)
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沖縄産業保健推進センター
独立行政法人 労働者健康福祉機構
産業保健推進センター沖縄事務所
〒901-0152那覇市小禄1831-1
沖縄産業支援センター2F
電話 098-859-6175 FAX 098-859-6176
http://www.sanpo47.jp/ □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■