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◆がんじゅう沖縄 Vol.73 [2014/2/10]◆ ☆☆☆
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産業保健推進センター沖縄事務所発行 ★☆★★☆
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ホームページ
http://www.sanpo47.jp/ メールアドレス sanpo47@mrj.biglobe.ne.jp
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==目 次======================
1.はじめに
2.産業保健関係情報について
3.センターだより(平成26年3月までの研修日程)
4.相談・質問をお待ちしています
5.編集後記
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はじめに
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※ 「メンタルチェック」義務化の動き!(安全衛生法の改正)
いわゆる「ストレスチェックの義務化」は、労働安全衛生法の改
正を伴なうことから、以前から論議され、期待された案件であるが、
今国会でいよいよ審議されることになっている。
厚生労働省の「労働政策審議会」が昨年12月に大臣あて、その
案及び方向性を示したが、その内容は、労働者のメンタルヘルス不
調を未然に防ぐことを目的に「ストレスチェック制度」の新設を明
記したものとなっている。すなわち、
①事業所で労働者に、医師、保健師による「ストレスチェック」
を実施する。(ストレスの状況を把握するための検査)
②労働者に結果を示し、気づきを促進する。(プライバシー保護
の観点から、労働者に直接通知されるが、本人同意の上で事業
者にも通知される)
③結果、労働者は医師による面接指導を求めることができる。
(それによる不利益取り扱いを固く禁止する)
④結果や医師の意見により、事業者は時間外労働の制限や作業の
転換等、事後措置を行わなければならない。
となっている。
また、ストレスチェックの具体的な調査項目(案)」は、下記の
とおり、かなりシンプルなものである。
1、ひどく疲れた 2,へとへとだ 3,だるい 4,気がはり
つめている 5,不安だ 6,落ち着かない 7,ゆううつだ
8,何をするにも面倒だ 9,気分が晴れない
(上記質問に「ほとんどなかった」「ときどきあった」「しばし
ばあった」「ほとんどいつもあった」の4つから回答)
ただし、今回示した調査項目は標準的な内容であり、独自のチェ
ック項目を作成して実施しても構わないとの見解だという。
定期健康診断と同様に結果として「健康の保持増進」が目的だと
思うが、事業主負担の問題やストレス即うつ病ではない(判定方法
の曖昧さ)ことや、受診促進により医療機関の混乱など課題もある。
また、労働者本人が医師等の面接指導を希望するかどうか、長時
間労働対策における医師の面接指導制度と同様、その効果を疑問視
する声もある。
また、大きな問題として面接指導や問診に当たる、医師、産業医、
保健師、看護師など産業保健スタッフの人員確保の問題がある。
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産業保健関係情報について
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《産業保健関係情報》
●【受動喫煙防止対策:助成金などの各種支援事業について】
受動喫煙防止対策助成金は、職場での受動喫煙を防止するために、
喫煙室を新たに設置する際などに、その費用を助成するものです。
※ 対象となる事業主を全ての業種に拡大するなど、平成25年
度から助成金制度がさらに使いやすくなりました。
下記、URLでご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/jigyousya/kitsuenboushi/ ●【働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」について】
厚生労働省の委託により、(社)日本産業カウンセラー協会におい
て、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」が開設
されています。
「15分でわかるセルフケア」や「15分でわかるラインによるケア」
などを活用して自発的な学習と「管理監督者」学習をしましょう。
ぜひ、下記URLにてご確認ください。
当センターのホームページにもリンクされています。
http://kokoro.mhlw.go.jp/ 《行政関係情報》
●【職場における腰痛予防対策指針が改訂されました】
この腰痛予防対策指針の改訂は実に19年ぶりです。
最近腰痛が多発している「社会福祉施設」(老人介護など)における介
護作業にも適用を拡大しました。
詳しくは、下記URLをご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/youtsuushishin.html 《「沖縄労働局」情報》
●【中小企業事業主の皆様へ!受動喫煙防止助成金のご案内】
<職場に分煙室(喫煙室)を設置する費用を助成します。>
他人のタバコの煙(副流煙)は自分より他人に悪影響を与え
ます。この副流煙には発がん物質が含まれていることも周知の
事実です。健康・健全な職場はクリーンな職場環境から。
職場に「分煙室」(喫煙室)を設置する予定の事業主の皆様、
是非この「助成金」制度を活用ください。
詳しい内容や、お問い合わせ先は沖縄労働局健康安全課
TEL:098−868−4402
または下記URLをご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/ roudoukijun/anzen/kitsuen/
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/jigyousya/ kitsuenboushi/dl/pamphlet.pdf
●【職場の健康づくりを応援します!】(応援サイトの活用を!)
沖縄労働局では、2年連続で有所見率が全国最悪の状況を危惧し、
ホームページに「職場の健康づくり応援サイト」を立ち上げました。
企業における健康づくりの取り組み事例や健康コラムなどを掲載し
ております。是非一読ください。
詳細は下記URL(沖縄労働局)にて閲覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_ tetsuzuki/anzen_eisei/eiseikankei.html
●【働き盛りの健康改善のための提言!沖縄労働局長】
沖縄労働局では2月3日、産・学・医・労の各関係者(団体)が集
まり、2年連続ワースト1という有所見率を改善するため、どうする
か、その「打開策」を検討しました。特に県内の働き盛りの労働者の
健康をどうすれば改善できるのか論議を深め、「働き盛りの健康改善
のための提言〜社員の健康が企業の明日の成長につながる〜」をまと
め、近日中に公表する予定です。
提言は①健康経営の取り組みを事業者が宣言すること。②肥満予防
対策として職場単位でウオーキングを取り組むことなどである。
また、若手社員とのコミュニケーションや中小企業(特に50人未
満の事業場)への支援などを内容とする。
会議においては、喫煙やアルコールに関する問題提起も行われ、肥
満予防に関連して提言に盛り込むこととなりました。
詳細は、沖縄労働局のHPをご覧ください。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/ 《東日本大震災支援対策情報》
●【東日本大震災に係る電話相談窓口】
独立行政法人労働者健康福祉機構では、引き続き東日本大震災に伴
うフリーダイヤル電話相談窓口を設置しております。
メンタルヘルスに関する電話相談(全国共通フリーダイヤル)
0120−226−272
9:00〜12:00、13:00〜17:00(土・日・祝祭日を除く)
健康に関する電話相談は、3月31日付けで終了いたしております。
いずれも、携帯電話、PHS、公衆電話からの通話が可能です。
《その他》
●【平成23年(2011年)東日本大震災の関連政府情報(参考)】
○首相官邸災害対策
http://www.kantei.go.jp/saigai/ ○内閣府防災情報
http://www.bousai.go.jp/ ○厚生労働省平成23年(2011年)東日本大震災関連情報
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016exl.html ○原子力安全・保安院
http://www.nisa.meti.go.jp/ ◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
センターだより
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※平成25年度(後期10月〜)産業保健研修会予定表(「かわら版」)
を作成しました。当推進センターのホームページをご覧下さい。
○研修予定表:
http://www.sanpo47.jp/kensyunavi/index.cgi ■産業医研修(生涯研修)
※ 日医認定の生涯研修(基礎研修ではありません)ですが、研修内容
によっては、産業医以外(産業保健スタッフ等)の方も受講可能です。
●日 時:2/13(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:有害作業と特殊健診
(生涯専門研修2単位)
講 師:伊波 恒雄(産業医学特別相談員)
●日 時:2/20(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:労働基準法・安全衛生法の主要条項の
解説(生涯更新研修2単位)
講 師:池間 正幸(労働関係法令特別相談員)
●日 時:3/6(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:衛生委員会と産業医
(生涯専門研修2単位)
講 師:伊波 恒雄(産業医学特別相談員)
研修内容:
http://www.sanpo47.jp/seminar/index.cgi?mode =list&pline=0
■保健師・看護師等研修
※産業看護職向けの研修ですが、医師、衛生管理者、人事
労務担当者等の受講も可能です。
(ただし、産業医認定はありません)
●日 時:2/26(水)14:00〜16:00
場 所:産業支援センター302号室(3階)
テ ー マ:性同一性障害とセックスカウンセリング
講 師:山本 和儀(メンタルヘルス相談員)
●日 時:3/4(火)18:00〜19:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:職場で取り組む生活習慣病の予防活動
講 師:宇野 司(産業医学特別相談員)
■衛生管理者、労務・人事担当者等研修
※衛生管理者、労務・人事担当者向けの研修ですが、医師、
事業主、保健師、看護師等も受講可能です。
(ただし、産業医認定はありません。)
● 3月開催の研修はありません。
研修内容:
http://www.sanpo47.jp/seminar3/index.cgi? mode=list&pline=0
※なお、研修内容につきましては一部HPで紹介しております。
当センターでは、産業保健に関するご相談や各種研修会等を
行っておりますので下記までお問合せください。
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
相談・質問をお待ちしています
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
「沖縄産業保健推進センター」、「メンタルヘルス対策支援セン
ター」では、産業医、企業における労働衛生管理スタッフ、事業主、
労務管理者等の皆様方からご相談・ご質問を受け付けています。
電話・メール・FAXでも結構です。お手紙でも結構です。
========================【編集後記】============================
1月30日(木)開催の産業医研修「職場巡視」(具志川火力発電
所)に参加された先生方、大変お疲れさまでした。当日、ご協力いた
だいた「沖縄電力・具志川発電所」の宮城副長はじめスタッフの皆様
に感謝申し上げます。また、産業医、研修講師としてご苦労いただき
ました平山先生、伊志嶺先生ありがとうございました。
私にとって、耳栓や防塵マスク、ヘルメット装備の研修ははじめて
の体験でしたのでかなり緊張してしまいました。
しかしながら、発電所の構内を回ると電力供給の現場にいるだけで
事務局という立場も忘れて、ちょっと興奮していました。
産業医の先生方は様々な職場を巡回して、危険箇所を指摘したり、
作業環境を点検したりとその大変さが少し理解することができました
。産業医の役割は業種によってもかなり違うと思いますが、やはり職
場の安全衛生管理は産業医制度の重要性を再認識するいい機会だった
と思っています。
今回の参加者は7名でしたが、職場巡視の実地研修は年に1回実施
しますが、次回も多くの産業医の先生方が参加できるよう早めに企画、
お知らせしたいと存じます。
多くの産業医の先生方の参加をお願いいたします。
古城 尚志(拝)
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沖縄産業保健推進センター
独立行政法人 労働者健康福祉機構
産業保健推進センター沖縄事務所
〒901-0152那覇市小禄1831-1
沖縄産業支援センター2F
電話 098-859-6175 FAX 098-859-6176
http://www.sanpo47.jp/ □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■