★☆★ がんじゅう沖縄 Vol.79 [2014/6/18](臨時号) ★☆★
発行:沖縄産業保健総合支援センター
1 熱中症予防対策
2 編集後記または独り言
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熱中症予防対策
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平成25年の沖縄県内での熱中症による労災請求は、60人に上り、
平成24年の25人に比べて2.4倍の大幅増加となりました。このう
ち5人は休業4日以上の重症となっています。
平成25年の沖縄県内での熱中症による労働災害では、幸いに死亡災
害はありませんでしたが、過去10年間で4人が亡くなっており、予防
対策や発症時の初期の対応などに十分な注意が必要です。
沖縄労働局では、熱中症予防対策について、6月2日付け各事業主団
体あて要請書を送付し、対策の徹底を呼びかけています。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa-roudoukyoku/ken-an/H26/260602houdou.pdf 当センターでは、沖縄労働局のご協力を得て、パンフレット「熱中症
対策」(平成26年度版)を作成しました。
当センター、沖縄労働局、各労働基準監督署の窓口等で配布していま
す。また、当センターのHPにも掲載しています。
http://www.sanpo47.jp/joho/file/00200.pdf 沖縄気象台の3か月予報(5月23日発表)によると、6〜8月の気
温は、「平年並み又は高い」とされています。
熱中症は、気温に要注意ですが、気温が高い日に発生するとは限らず、
湿度が高い日にも発生します。WBGT計やWBGT値早見表を活用し
ましょう。
また、屋外で発生するとは限らず、最近3年間の県内での労働災害を
みても、屋内での死亡災害や休業4日以上災害が発生しています。屋内
作業でも環境管理や作業管理を行いましょう。
そして、梅雨明け、休日明け、台風明けの発生が多いことが知られて
います。早めの備えに取り組みましょう。
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編集後記 または 独り言
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今回は、臨時号として、熱中症予防対策の記事で発行しました。
熱中症対策パンフレットの作成を急いでいましたが、前号(6月10
日号)でお知らせすることができず、沖縄地方の平年の梅雨明け「6月
23日ころ」が近づくなかで、ようやく窓口にパンフレットを備えるこ
とができました。
もうすぐ夏本番。熱中症予防に当センターのパンフレットもご活用く
ださい。
4月に私のスクーターが故障し、部品の入手が困難で代車も不足して
いるということで、バス・モノレール通勤が続いていました。歩数計で
記録してみると、毎日の通勤で結構な歩数を稼いでいましたので、「お
きなわを歩こう!」では、あっと言う間に沖縄一周だぁと期待していま
した。しかし、「おきなわを歩こう!」前期スタートと同時に代車が届
き、スクーター通勤を再開したら、毎日の歩数が激減。
「おきなわを歩こう!」の沖縄一周を達成するため、帰宅後のウォー
キングを始めなければ・・・。
副所長 平良喜作
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