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◆がんじゅう沖縄 Vol.126 [2018/1/10]◆ ☆☆☆
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沖縄産業保健総合支援センター発行 ★☆★★☆
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ホームページ
http://www.okinawas.johas.go.jp/ メールアドレス sanpo47@okinawas.johas.go.jp
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==目 次======================
1.新年のご挨拶
2.産業保健関係情報について
3.センターだより(平成30年2月までの研修日程)
4.相談・質問をお待ちしています
5.編集後記
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新年のご挨拶
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今年も健康的に働きましょう
働く人の健康確保の基本は、十分な睡眠、栄養バランスの良い食事、
適度な運動習慣と言われます。そのうえで活動的な就労生活を実践しつ
つ、さらに長時間労働の是正など職場環境の改善にも取り組むべきでし
ょう。各人に合った健康的な日常生活を実行することが極めて大切であ
ります。
その観点からも、働く人の健康を確保する目的で、定期的に実施され
る健康診断が重視されるべきでしょう。健康診断は、臨床医学上からみ
て一般的な検診内容で実施されますが、業務によっては、特殊な検診項
目の追加も考慮されます。いずれにしても、職場検診の目的は、そこで
働く人の健康の保持・増進であり、その結果、業務改善や生産性の向上
にも役立つものと思われます。
沖縄労働局の発表によりますと、平成28年の県内職場における定期
健康診断結果は、平成23年から6年連続で全国ワースト1(有所見率
60%程度)となっております。全く有難くない話ですが、この改善に
は、長期的な展望の下に、地道な努力を重ねていくことが求められます。
これを受けて、沖縄労働局の「ひやみかち健康経営宣言」では、県下の
企業等を対象に行われた重要な指摘事項があります。すなわち、「沖縄
長寿復活の鍵は働き盛り世代の健康改善にありますが、これは企業経営
にとっても非常に大切なことです。社員の健康を大切にすることで、会
社の成長力・活力を高めることに直結するのです。」
一方、平成29年度に開催された「健康長寿おきなわ復活県民会議」
において、県下の各種団体等が取り組むべき健康づくり対策の大切さが
強調されました。これらの事も踏まえて、確かな成果がもたらされるよ
う期待しています。
沖縄産業保健総合支援センター所長 高良 宏明
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産業保健関係情報について
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《「厚生労働省」情報 》
●【工業製品等における石綿含有製品等の把握の徹底について】
石綿含有部品を交換・廃棄などする際は、「石綿障害予防規則」に基
づき、労働者に対する「石綿ばく露防止措置」が必要です。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000187165.pdf ●【「平成28年度石綿ばく露作業による労災認定等事業場」を公表しま
す】
平成28年度に石綿ばく露作業による労災認定などを受けた労働者が
所属していた事業場について、名称。所在地、作業状況などの情報を取
りまとめましたので、公表します。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000188615.html ●【「平成28年度石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求決定
状況まとめ(確定値)」を公表します】
平成28年度の「石綿による疾病に関する労災給付などの請求・決定
状況」の確定値を取りまとめましたので公表します(速報値は平成29
年6月27日に公表済み)。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000188608.html ●【労災保険料算出に用いる労災保険率の改訂等を行います】
労災保険率は、厚生労働大臣が業種ごとに定めており、それぞれの業
種の過去3年間の災害発生状況などを考慮し、原則3年ごとに改定して
います。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000188909.html ●【職場のメンタルヘルスシンポジウム(平成29年度)動画】
平成29年度職場のメンタルヘルスシンポジウムの動画を「こころの
耳」に掲載しました。
http://kokoro.mhlw.go.jp/mental-sympo2017/ ●【「労働基準法施行規則の一部を改正する省令案要綱」の諮問と答申】
准救急隊員については休憩時間の自由利用の適用が除外されます。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000189480.html 《「沖縄労働局」情報 》
●【改正労働安全衛生法に基づくリスクアセスメントの基本とGHSラベ
ルを活用したHow to職場の安全衛生教育】
労働者の化学物質の危険有害性に対する認識の向上などを目的に、安
全衛生教育担当者を主な対象として、リスクアセスメントの基本とGH
Sラベル及び化学物質に起因する災害事例を活用した安全衛生教育につ
いて簡単に解説するとともに、化学物質を取り扱う作業のモデルとなる
リスク低減対策を整理した「作業別モデル対策シート」についてご紹介
します。
https://www.mizuho-ir.co.jp/seminar/info/2017/ra_anzeneisei/ ●【はじめての化学物質のリスクアセスメントセミナー(基礎コース)】
本セミナーでは、リスクについてあまりご存じでもない方でも理解で
きるよう、化学物質のリスクの基礎からツールの使い方まで解説します。
https://www.mizuho-ir.co.jp/seminar/info/2017/ra_kiso/index.html ●【無期転換制度研修会(無料)】
日時:平成30年1月25日(木)13:30〜16:30
場所:(株)紫電舎多目的ホール(石垣市字真栄里375-8)
問い合わせ先:全基連沖縄県支部(電話098-868-2826)
* 要事前申込み
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa-roudoukyoku/koyoukankyou_kintou/H29/291215_mukitenkan_setsumeikai.pdf ●【沖縄県内のストレスチェック実施状況】
平成27年12月から50名以上の労働者を使用する事業場に対し義務付け
られたストレスチェックの実施状況を取りまとめました。
http://okinawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/okinawa-roudoukyoku/ken-an/H29/291226_stress_check.pdf 《「琉球大学医学部附属病院」情報 》
●【がん患者さんのための就労支援相談のご案内】
がんになっても安心して働けるように社会保険労務士による相談を行
っています。仕事に関する様々な問題について、雇用問題や社会保険・
年金の専門家に相談してみませんか。
日 時:毎月第1・3金曜日(月2回)午後1時〜午後4時(事前予
約制)
対象者:がん患者本人とそのご家族
場 所:琉球大学医学部附属病院内
予 約:がん相談支援センター 電話098−895−1507
月〜金(祝日除く)午前9時〜午後4時半
http://www.ryukyucc.jp/userfiles/files/sharousi-tirashi.pdf 《「那覇市立病院」情報 》
●【がん患者さんのための就労支援相談のご案内】
がんになっても安心して働けるように社会保険労務士による相談を始
めました。仕事に関する様々な問題について、雇用問題や社会保険・年
金の専門家に相談してみませんか。
日 時:毎月第3水曜日(月1回)午後2時〜午後5時(事前予約制)
対象者:がん患者本人とそのご家族
場 所:那覇市立病院1階 がん相談支援センター
予 約:電話098−884−5111(内線283)月〜金(祝日
除く)午前9時〜午後4時半
http://www.nch.naha.okinawa.jp/shinryouka-kakubu/kakubu/sougousoudan.html ●【平成29年度第2回がんフォーラム「がんと就労」】
日時:平成30年2月10日(土)午後2時〜午後4時(午後1時
30分開場)
場所:沖縄県立博物館・美術館3階(那覇市おもろま3−1−1)
対象:企業の人事・労務担当者や相談役の方、産業医、就労支援に携
わっている方
参加費:無料 *要事前申込
問い合わせ先:那覇市立病院がん診療連携室:仲尾次(電話098−
884−5111(内線283)
https://www.okinawas.johas.go.jp/infocenter/file/02051.pdf 《「中央労働災害防止協会」情報 》
●【「第9回海外進出安全衛生担当者情報交流会」を開催します】
日時:平成30年3月9日(金)午後1時15分〜午後5時10分
(受付:午前12時30分〜)
場所:仏教伝道センタービル8階「和の間」(東京都港区芝4−3
−14)
対象:企業における健康管理、安全衛生担当者等
参加費:無料 先着順75名 *要事前申込
問合先:中災防技術支援部国際センター国際課(電話03−345
2−6297)担当:東、大久保、住
https://www.jisha.or.jp/international/exchange_communication/meeting2017_05.html 《「独立行政法人労働者健康安全機構」情報 》
●「労災疾病等医学研究普及サイトのご案内「メンタルヘルス」について】
メンタル不調の一次予防の観点から、脳血流変化と創刊するHPAホ
ルモンの動態とうつ、疲労、QOL等との相関関係について検証しまし
た。研究の概要は↓こちらです。
http://www.research.johas.go.jp/22_mental/thema02_02.html また、研究報告書はこちら↓になります。
http://www.research.johas.go.jp/booklet/pdf/2nd/10-2.pdf 結果として、うつ重症度(構造化面接 SIGH-D)は、左下前頭回、背
外側前頭前野を主体として血流低下と相関していることなどが確認され
ました。
●「労災疾病等医学研究普及サイトのご案内「職業性皮膚疾患NAVI」
について】
現在、様々な業種において皮膚疾患を引き起こしやすい化学物質が用
いられていますが、中には原因物質が特定されにくい、就業制限をする
ほど自覚症状が強くない等の理由で十分な対策がなされず皮膚疾患が放
置されているケースも見られます。一方、特定化学物質障害予防規則や
労働安全衛生規則で皮膚障害防止対策の重要性が示されている他、リス
ク低減対策としては化学物質の有害性情報を早期に収拾することが必要
とされています。
このような背景により、当機構では、職業性皮膚疾患の全国的発生状
況をモニターし、化学物質に関する皮膚への影響を効率的に集積するデ
ータベースが必須と考え「職業性皮膚疾患NAVI」を運用しています。
「職業性皮膚疾患NAVI」は、産業化学物質による皮膚疾患を診療
する機会の多い医師にご協力いただき、産業化学物質による職業性皮膚
疾患発生時に事例報告入力フォーマットへ可能な限り報告し、産業化学
物質による皮膚疾患の発生状況を迅速に把握するための参加型システム
です。(会員登録は、「職業性皮膚疾患NAVI」ページより行い秘匿
化されます。)
https://www.research12.jp/hifunaviuser/reg.php 軽症例や因果関係が乏しい職業性皮膚疾患の症状、原因。対応等につ
いては、学会発表がしづらく、参考になるデータが蓄積されにくい実情
にありますが、当システムへのデータ蓄積と会員相互の情報共有により、
信頼度の高い職業性皮膚疾患事例の早期把握が可能となります。職業性
皮膚疾患の診療に携わる医師の情報源としてもご活用いただけるシステ
ムです。
http://www.research.johas.go.jp/hifunavi/ 《「沖縄産業保健総合支援センター」情報 》
●【図書・機器の貸し出し事業の中止について】
当センターの図書及び機器の貸し出し事業については、予算の都合上、
図書の新規購入及び機器のメンテナンスができないため、平成29年
12月末をもって中止いたしました。
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センターだより
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■産業医研修(生涯研修)
※ 日医認定の生涯研修(基礎研修ではありません)ですが、研修内容
によっては、産業医以外(産業保健スタッフ等)の方も受講可能です。
●日 時:1/17(水)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター303号室(3階)
テ ー マ:産業医学メンタルヘルス・ストレスチェック事例検討会(2)
講 師:山本 和儀(メンタルヘルス相談員)
●日 時:1/18(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター303号室(3階)
テ ー マ:労働基準法のあらまし
講 師:大村 朝常(沖縄産業保健総合支援センター)
●日 時:2/21(水)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター303号室(3階)
テ ー マ:職場の両立支援を円滑に進めるために
講 師:崎間 敦(産業医学相談員)
■衛生管理者、産業看護職(保健師等)、人事・労務・安全衛生担当者研修
※衛生管理者向けの研修ですが、医師、産業看護職、保健師、看護師、
人事・労務・安全衛生担当者等の受講も可能です。
(ただし、産業医認定の単位はありません)
●日 時:1/10(水)18:30〜20:00
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:衛生管理者に知ってほしい人体のメカニズム
講 師:宇野 司(産業医学相談員)
●日 時:1/11(木)17:30〜19:00
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:その転倒災害、防げませんか?
講 師:伊志嶺 隆(産業医学相談員)
●日 時:1/23(火)14:00〜15:30
場 所:産業支援センター303号室(3階)
テ ー マ:総合的なハラスメント対策について
講 師:沖縄労働局担当者
●日 時:1/24(水)18:30〜20:00
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:職場における両立支援を円滑に進めるために
講 師:崎間 敦(産業医学相談員)
●日 時:2/5(月)15:000〜16:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:パワハラ・セクハラ問題とその対応
講 師:長崎 文江(メンタルヘルス相談員)
●日 時:2/8(木)18:30〜20:00
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:次世代を見据えた精神医療〜先制医療の展望〜職場でお困りの
事例にこの検査(心理、脳画像、血液)を実施しますか?
講 師:仁井田 りち(メンタルヘルス相談員)
●日 時:2/15(木)14:00〜15:30
場 所:産業支援センター303号室(3階)
テ ー マ:職場における人間関係の構築ー全人的アプローチとは―
講 師:岡野 寛(中部地区医師会検診センター医師)
●日 時:2/28(水)18:30〜20:00
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:過重労働と健康管理2
講 師:崎間 敦(産業医学相談員)
※なお、研修内容の概要をHPで紹介しております。
当センターでは、産業保健に関するご相談や各種研修会等を
行っておりますので下記までお問合せください。
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相談・質問をお待ちしています
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「沖縄産業保健総合支援センター」では、産業医、産業看護職な
ど企業における労働衛生管理スタッフ、事業主、労務管理者等の皆
様方からご相談・ご質問を受け付けています。
電話・メール・FAXでも結構です。お待ちしています。
(注) メールの場合は、ホームページの「ご相談・お問合せ」用
フォーム[
http://www.okinawas.johas.go.jp/inquiry/index.html]
でお願いします。(このメルマガへの返信メールはご利用い
ただけません。)
========================【編集後記】============================
産業保健助成金についてご紹介します。貴事業場における産業保健
活動の活性化にお役立てください。
① ストレスチェック助成金
ストレスチェックの検査に関する助成(従業員1人につき500
円を上限として、実費額を支給)及び実施後の医師による面接指導
・意見陳述に対する助成(医師による活動1回につき21,500
円を上限として、その実費額を支給、一事業場につき年3回が限度)。
② 小規模事業場産業医活動助成金
小規模事業場が産業医と職場巡視等、産業医活動の全部または一
部を実施する契約をした場合に実費を支給(6か月当たり10万円
を上限、将来にわたり2回限り)。
③ 職場環境改善計画助成金(Aコース)
専門家の指導に基づき、職場環境改善計画を作成・実施した場合
に、指導費用及び機器・設備購入費の実費を支給(10万円を上限、
うち機器・設備購入費は5万円を上限かつ単価5万円以内のもので
将来にわたり1回限り)。
④ 職場環境改善計画助成金(Bコース)
メンタルヘルス対策促進員の助言等を受け、職場環境改善計画を
作成・実施した場合に、機器・設備購入費の実費を支給(5万円を
上限かつ単価5万円以内のもので将来にわたり1回限り)。
⑤ 心の健康づくり計画助成金
本社において、メンタルヘルス対策促進員の助言等を受け、心の
健康づくり計画を作成し、計画に基づきメンタルヘルス対策を実施
した場合に支給(一律10万円)。
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1151/Default.aspx 副所長 大村 朝常
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独立行政法人 労働者健康安全機構
沖縄産業保健総合支援センター
〒901-0152那覇市小禄1831-1
沖縄産業支援センター2F(203-1)
電話 098-859-6175 FAX 098-859-6176
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