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◆がんじゅう沖縄 Vol.131 [2018/6/11]◆ ☆☆☆
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沖縄産業保健総合支援センター発行 ★☆★★☆
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ホームページ
http://www.okinawas.johas.go.jp/ メールアドレス sanpo47@okinawas.johas.go.jp
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==目 次======================
1.ご挨拶
2.産業保健関係情報について
3.センターだより(平成30年6、7月の研修日程)
4.相談・質問をお待ちしています
5.編集後記
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ー ご 挨 拶ー
はじめまして。
保健師の千葉 千尋(ちば ちひろ)と申します。
当支援センターには6月1日より「産業保健専門職」として着任いたし
ました。
地域行政において保健師をしていた期間が最も長く、小児専門病院で
の看護や老人保健施設での看護、企業の産業保健師も経験してきまし
た。
当センターでは、「治療と仕事の両立支援」を中心に「保健指導・相
談」「研修会の企画」などを担当します。
近年の高齢化の進展や生活習慣病の罹患率の増大などにも伴い、「治
療と仕事の両立支援」は働き方改革の軸ともなる重要な事業となって
いきます。
これから「治療と仕事の両立支援」に関して、多くの人たちへの周知
を目標に関係機関との連携のもと、従事していきたいと思います。
研修やセミナーなどでも広く普及・啓発にしていく予定です。お気軽
に、お問い合わせ、ご相談くださいね。
働き盛り世代の人たちへの心と体の健康、そして仕事との関わりにお
いての支援を通して、多くの人たちと出会っていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
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産業保健関係情報について
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《「厚生労働省」情報 》
●【第13次労働災害防止計画を踏まえた第三次産業における労働災害防
止対策の推進について】
http://www.kochis.johas.go.jp/pdf/rousaibousi13_sanjisangyo1.pdf (厚生労働省)
●【平成30年度全国安全週間(7月)の実施について】
厚生労働省は、産業界における自主的な労働災害防止活動を推進する
とともに、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図るため、
7月1日から1週間、「全国安全週間」を実施します。また、6月1日
から6月30日までを準備期間としています。
今年度のスローガンは、
「新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で安全管理 惜しまぬ努力
で築くゼロ災」です。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000198374.html (厚生労働省)
●【平成30年度「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施し
ています。】
職場における熱中症で亡くなる人は、毎年、全国で10人以上にのぼ
り、4日以上仕事を休む人は、400人を超えています。
厚生労働省では、労働災害防止団体などとともに、職場における熱中
症予防対策の一層の推進を図るため、平成30年4月を準備期間、5月
から9月までを実施期間とする上記キャンペーンを実施します。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000195379.html (厚生労働省)
●【働き方改革NEXT 治療と仕事の両立へ】
経営者が2017年重点事項と位置づけ、注目が集まる「働き方改革」。
今回はこれから取り組むべき「治療と仕事の両立支援」の重要性を、
著名な講師が議論します。
https://channel.nikkei.co.jp/e/171218smartwork ●【治療と仕事の両立支援に関する診療報酬の新設】
厚生労働省では、平成30年3月5日付け厚生労働省告示第43号
「診療報酬の算定方法の一部を改正する件」により、治療と仕事の両
立支援に関する診療報酬として「療養・就労両立支援指導料」が新設
されました。
http://www.kochis.johas.go.jp/pdf/new_sinryouhousyu.pdf (厚生労働省)
《「沖縄労働局」情報 》
●【無期転換ルールの特例に関する申請をする場合はお早目に】
無期転換ルールの適用に当たっては、有期雇用特別措置法により、定
年後引き続き雇用される有期雇用労働者については、都道府県労働局長
の認定を受けることで、無期転換申込権が発生しないとする特例が設け
られています。
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/library/okinawa-roudoukyoku/koyoukankyou_kintou/H29/291219_mukitenkan_oshirase.pdf ●【働き方改革・生産性向上施策説明会&大相談会】
中小企業・小規模事業者のための「働き方改革」、「生産性向上」最
新施策をご説明します。また、行政、支援機関、金融機関による個別相
談を行います。
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/library/okinawa-roudoukyoku/koyoukankyou_kintou/H30/300126_hatarakikata_soudankai.pdf 《「琉球大学医学部附属病院」情報(治療と仕事の両立支援) 》
●【がん患者さんのための就労支援相談のご案内】
がんになっても安心して働けるように社会保険労務士による相談を行
っています。仕事に関する様々な問題について、雇用問題や社会保険・
年金の専門家に相談してみませんか。
日 時:毎月第1・3金曜日(月2回)午後1時〜午後4時(事前予
約制)
対象者:がん患者本人とそのご家族
場 所:琉球大学医学部附属病院内
予 約:がん相談支援センター 電話098−895−1507
月〜金(祝日除く)午前9時〜午後4時半
http://www.ryukyucc.jp/userfiles/files/sharousi-tirashi.pdf 《「那覇市立病院」情報(治療と仕事の両立支援) 》
●【がん患者さんのための就労支援相談のご案内】
がんになっても安心して働けるように社会保険労務士による相談を始
めました。仕事に関する様々な問題について、雇用問題や社会保険・年
金の専門家に相談してみませんか。
日 時:毎月第3水曜日(月1回)午後1時〜午後4時(事前予約制)
対象者:がん患者本人とそのご家族
場 所:那覇市立病院1階 がん相談支援センター
予 約:電話098−884−5111(内線283)月〜金(祝日
除く)午前9時〜午後4時半
http://www.nch.naha.okinawa.jp/shinryouka-kakubu/kakubu/sougousoudan.html ● その他、沖縄県立中部病院、及び北部地区医師会病院においても随時
相談に対応することができます。連絡先は下記のとおりです。
<沖縄県立中部病院・がん相談支援センター>
TEL:098−973−4111(担当:島袋)
<北部地区医師会病院・連携課>
TEL:0980−54−1111(担当:金城)
※「治療と仕事の両立支援」の取組方法をお手伝い(相談支援)します。
本年度の最重要課題は「がん治療と仕事の両立を図る支援事業」です。
当支援センターでは、「両立支援促進員(社会保険労務士や保健師さん)
による相談対応をおこなっています。
就業規則などの「労働基準法」関係、傷病手当金等の「社会保険」関係
、「復職支援」等について、相談に対応しております。
詳しい内容については、当支援センターのホームページをご覧ください。
http://www.okinawas.johas.go.jp (両立支援)
《「独立行政法人労働者健康安全機構」情報 》
●【労災疾病等医学研究普及サイトのご案内<病職歴調査を活用した研究>】
昭和59年から全国労災病院では入院患者さんを対象に病職歴調査を実
施しており、その研究成果を”病職歴調査”に掲載しています。
その中の神宮司誠也医師による「労災病院の入院時病職歴データとリ
ンクした、試験的退院後職場復帰調査」では、入院時に調査した職場復
帰に関する調査と退院後6か月後に実施した職場復帰アンケートの結果に
ついて報告しており、現在、対象病院を広げて研究が継続されています。
この研究は機構が実施している治療と就労両立支援事業にも関連し、
データ数が増えることで、どの職種やどの病気の方が復職支援を希望し
ているか、など今後の治療と就労両立支援事業に役立てることができま
す。
全国労災病院に入院される場合は病職歴調査へのご協力をお願いする
とともに、ご協力くださった方々にお礼申し上げます。
病職歴調査→
http://www.research.johas.go.jp/bs/ ●【労災疾病等医学研究普及サイトのご案内<「職場復帰のためのリハビ
リテーション」について>】
この研究では、全国の労災病院における脳血管障害(15歳から64歳)
の早期復職のモデルシステムの研究を行いましたが、発症後1年半まで
の復職率は46.2%であり、掲示的には発症3か月前後と1年半前後の二つ
にピークがあることが認められました。研究結果の詳細は以下のとおり
です。
http://www.research.johas.go.jp/22_riha/past03.html 職場復帰のためのリハビリテーションは、発症当初から綿密かつ多面
的アプローチが不可欠ですが、近年、医療経済情勢の変化により病院態
勢の急性期化が進み、在院日数の短縮化が強まっています。こうした中
で、特に注目される治療と就労の両立支援に向けた取り組みにおいて、
参考になる指標です。
《「沖縄産業保健総合支援センター」情報 》
●【図書・機器の貸し出し事業の中止について】
当センターの図書及び機器の貸し出し事業については、予算の都合上、
図書の新規購入及び機器のメンテナンスができないため、平成29年
12月末日をもって廃止いたしました。
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センターだより
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■産業医研修(生涯研修)
※ 日医認定の生涯研修(基礎研修ではありません)ですが、研修内容
によっては、産業医以外(産業保健スタッフ等)の方も受講可能です。
●日 時:7/4(水)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:職場の健康管理:高血圧対策
(生涯専門)
講 師:崎間 敦(産業医学相談員)
●日 時:7/5(木)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター303号室(3階)
テ ー マ:脳・心臓疾患の労災認定
(生涯専門)
講 師:伊志嶺 隆(産業医学相談員)
●日 時:7/25(水)18:30〜20:30
場 所:産業支援センター303号室(3階)
テ ー マ:産業医のための労働衛生法令①
(生涯更新)
講 師:前里 久誌(社労士)
■衛生管理者、産業看護職(保健師等)、人事・労務・安全衛生担当者研修
※衛生管理者向けの研修ですが、医師、産業看護職、保健師、看護師、
人事・労務・安全衛生担当者等の受講も可能です。
(ただし、産業医認定の単位はありません)
●日 時:6/15(金)18:30〜20:00 →(締め切りました。)
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:職場における精神疾患の理解と対応①
〜うつ病、統合失調症を中心に〜
講 師:仲本 晴男(メンタルヘルス相談員)
●日 時:6/25(月)17:00〜18:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:職域における熱中症の効果的な予防方法
講 師:平山 良克(産業医学相談員)
●日 時:7/5(木)16:00〜17:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:脳・心臓疾患の労災認定
講 師:伊志嶺 隆(産業医学相談員)
●日 時:7/6(金)18:30〜20:00 →(締め切りました。)
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:職場における精神疾患の理解と対応②〜発達障がい、
人格障がいを中心に〜
講 師:仲本 晴男(メンタルヘルス相談員)
●日 時:7/13(金)18:30〜20:00 →(締め切りました。)
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:うつ病の理解と回復支援・予防①
〜認知行動療法を用いて〜
講 師:仲本 晴男(メンタルヘルス相談員)
●日 時:7/18(水)15:00〜16:30 →(締め切りました。)
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:労働衛生管理担当者のための労働衛生法令(1)
講 師:前里 久誌(社労士)
●日 時:7/20(金)18:30〜20:00 →(締め切りました。)
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:うつ病の理解と回復支援・予防②
〜認知行動療法を用いて〜
講 師:仲本 晴男(メンタルヘルス相談員)
●日 時:7/24(火)17:00〜18:30
場 所:産業支援センター308号室(3階)
テ ー マ:精神疾患の復職時に留意すべき事項
講 師:平山 良克(産業医学相談員)
※なお、研修内容の概要をHPで紹介しております。
当センターでは、産業保健に関するご相談や各種研修会等を
行っておりますので下記までお問合せください。
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相談・質問をお待ちしています
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「沖縄産業保健総合支援センター」では、産業医、産業看護職な
ど企業における労働衛生管理スタッフ、事業主、労務管理者等の皆
様方からご相談・ご質問を受け付けています。
電話・メール・FAXでも結構です。お待ちしています。
(注) メールの場合は、ホームページの「ご相談・お問合せ」用
フォーム[
http://www.okinawas.johas.go.jp/inquiry/ ]でお願いします。
(このメルマガへの返信メールはご利用いただけません。)
========================【編集後記】============================
当支援センターの基幹業務の「各種研修」も本格的に開始されました。
6月、7月は産業医研修、そして衛生管理者向け研修も多数の申し込みを
いただいています。
すでに定員に達している研修につきましては、ご迷惑をおかけしてい
ますが、実際の参加状況も見ながら、10月以降の後期研修で追加できる
よう検討したいと考えています。
なお、6月25日(月)の研修では「熱中症」をテーマにした研修も予
定されています。昨年は、「熱中症」による死亡者が2名も出てしまい
ました。
当センターでは、今年も熱中症のパンフレット、そしてポスターを
作成し、無料で配付しております。どうぞ、職場の安全のため、ご活用
いただきたいと存じます。
※「熱中症対策」のパンフレット及びポスターご希望の方は、
当センターまでご連絡ください。(事業所の所在地によっては、
着払いによる郵送にも応じています。)
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独立行政法人 労働者健康安全機構
沖縄産業保健総合支援センター
〒901-0152那覇市小禄1831-1
沖縄産業支援センター2F(203-1)
電話 098-859-6175 FAX 098-859-6176
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